「自撮王への道」・・・・自分撮りには必須の『スタビライザー』が欲しいっ! その1(10)

…そういえば、昔、自主製作映画を(ぼっちで)撮ろうとした時、ビデオカメラの他に、もう一つ欲しいものが有ったなあ・・・・

(まだ買うんかい!)

・・・と話を引っ張ってしまいましたが、

・・・で、その「もう一つ」とは一体何なのさ

・・・さて、その「もう一つ」とは、一体何でしょう。

以前の連載で撮影した動画に、その理由が隠されています。

・・・そう、私が動画を撮ると、どうしても動画が「ぶれぶれ」になってしまうのです。

これが昔からの悩みでした。勿論、ビデオカメラにブレ防止機能がある場合は、その機能をONにして撮影しますが、それでも、どうしても画像がぶれてしまう事が避けられませんでした。

動画のブレを防止するには、他に方法はないのでしょうか?

・・・実はあります。それが「スタビライザー」です。

スタビライザーとは何なのか

<wikipediaより>

スタビライザーカメラ(英: Stabilizer camera)とは、ヘリコプターや船舶などの移動体にビデオカメラを搭載し、ジャイロを用いてほとんどブレのない映像を提供する撮影システムである。

・・・映画やテレビの世界では、昔からこういった装置が用いられていました。

「だったらそれを買えばいいじゃん」と仰る方も多いかと思います。

しかし、スタビライザーは、今も昔も、こういったものが主流です。

http://www.ginichi.com/products/detail.php?_product_id=10926

値段は数十万以上、重量もとても重く、ゆれを防止する為のバランスを取る設定には、微妙な調整のテクニックを要する物であった為、とてもライトなカメラオタな私が手を出せる代物ではありませんでした。(!)

近年、かなり安価な「ステディカム」が出回る様になりましたが、最大の懸案事項の「バランス調整」の問題はついて回る事となりました。

http://www.ginichi.com/products/detail.php?_product_id=14656

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AB%E3%83%A0

カメラに取り付け毎、取り付けるカメラの種類毎に、極めてタイトなバランス調整が必要な事に変わりは無かったのです。

「・・・なんとか、安価でバランス調整が簡単なスタビライザーはないかな?」と、昔からずっと、そんなスタビライザーを探し求めていました。でもなかなか見つかりません。

・・・そんな中、kickstaterで、ついに、とある商品を見つけたのです。

安価で手軽なスタビライザー 「StayblCam」

https://www.kickstarter.com/projects/1462553184/stayblcam-super-steady-video-with-iphone-gopro-and

StayblCam – Video Stabilizer for GoPro, iPhones, and smartphones. Steadicam alternative.
https://www.youtube.com/watch?v=l1oIX-7kL-c

「StayblCam」は、この手のスタビライザー最大の弱点「ウェイトバランス」の調整が困難という課題を、重しとなる枝の部分の長さを調整するだけで済む様に克服をした、画期的な商品です。

取り扱い方は、枝の先にスマートフォンを取り付けて、枝の部分を必要に応じて、バランスが取れる様に伸ばすだけ。

実に簡単です。

持ち手の部分はベアリングになっており、ここが支点となり、自由に動き、ブレを緩衝する様になっています。

スマートフォンを、挟み込んで固定する器具が標準で付いており、取り付け・取り外しがとても簡単です。

また、更に、三脚穴用のアダプタも付いており、小型のコンパクトカメラやGo Pro等のアクションカムなら、簡単に取り付け可能です。(耐荷重~約300g程度位迄)

・・・しかも安い。kickstater価格$70~。ひょえぇえ~!

※現在の当該メーカーのホームページおよびオーダー先は下記をご参照下さい。

http://stayblcam.myshopify.com/

速攻でポチりました。現在、納品待ちです。

DMC-GH4用のスタビライザーも欲しいなあ・・・

・・・あとは「StayblCam」の商品到着後、レポート致しますのでお楽しみに!

・・・さて、そんな中、先日購入した、DMC-GH4も、出来ればスタビライザーで撮影したいなあ、と思う様になりました。

残念ながら、「StayblCam」は、耐荷重300gまで。DMC-GH4はレンズセットで約800g。完全に重量オーバーです。

(将来的には、「StayblCam」も一眼レフ程度の重量用の新機種の開発を予定している様です。続報が入りましたら、又、レポート致します。)

・・・やっぱり、仰仰しいスタビライザーを数十万円出して買うしかないのかなあ・・・諦めながらネットサーフィンをしていると、とある一枚の画像を目にしました。

・・・んんっ?この動物の種類は一体??(違うって)

・・・もとい、この商品は一体・・・?

も・・・もしや、一眼レフ用の「電動スタビライザー」??

さあ次回、買うや、買わざるや?

続く。

※「StayblCam」の記事の執筆に当たっては、商品は個人で自腹で出資後、Eskil Nordhaug様から執筆の承諾を頂いております。

FURU

デジタル系ガジェットに散財する、サラリーマン兼漫画描き兼ライター。電脳ネタがテーマの漫画を得意とする→http://www.furuyan.com

ウェブサイト: https://www.furuyan.com/