巨大な台風8号が日本列島を襲っている。なぜ最近の台風は勢力が強いのだろうか?
これを確認するため、台風のメカニズムを見ておこう。お風呂のお湯は、沸かし始めは上が熱く、下がぬるいのは経験的に分かる話だ。このとき、浴槽の中では熱の対流が起きている。熱い湯は上へ、冷たい水は下へと流れて入れ替わり、沸かし続けるとやがてお湯全体が温まって一定の温度になっていく。
台風もそれと一緒で、地球の熱の対流現象として生まれたものである。赤道付近の熱が温帯低気圧となって発達した後、冷たい空気と入れ替わろうとして熱を北へ運んでいく。これが台風の基本的な動きとなる。
日本に来る台風の多くは、南シナ海で生まれる。まず赤道の熱によって海水が蒸発し、積乱雲となる。水分が蒸発すると熱が逃げていくのは、打ち水や水浴びでも分かることだろう。
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参考 BP.net: 台風は大型化している asahi.com: 「7月最強クラス」沖縄で猛威、台風で947人避難