地球一周を赤道上で計るとおよそ4万kmくらいなので、これを24時間で割り算して、自転速度は出る。4万(km)÷24(時間)=1666(km/h) 秒速に直すと、およそ500m/sくらい。
地球と太陽の距離は1億5000万kmなので、公転速度も算出できる。時速=10万km/h 秒速=30km/sである。では他の天体はどうか?
銀河系では太陽を含めて、ほとんどの恒星は局所静止基準に対して約20~30km/sの速度をもつ。なかには、太陽とかけ離れた運動をしている高速度星と呼ばれる存在があり、速度約60km/s以上、時速21万km/hになる。それらの銀河系中心のまわりの軌道は、銀河面に対して傾いているとともに離心率も小さくなく、かなり細長い楕円形をしている。
ところが今回、時速220万kmで銀河の外れを駆け抜ける星が発見された。この天体(LAMOST-HVS1)は、銀河中心の超巨大質量ブラックホールがはじき飛ばしたものとみられる。
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引用元 アストロアーツ: 時速220万kmで銀河の外れを駆け抜ける星 National Geographic news: 超高速の逃亡星、発生原因に新説