オバマ大統領が批判を受けている。オバマ大統領は「核なき世界」を国際社会に働きかけ、就任した年、2009年度のノーベル平和賞を受賞している。受賞理由は「国際外交、及び、諸民族間における協力強化の為、並外れた努力を払い、世界中の人々により、良き将来への希望を与えた」である。
にもかかわらず、核兵器を開発する研究を進めているというのだ。米エネルギー省サンディア国立研究所(米ニューメキシコ州)の「Zマシン」がそれだ。
「Zマシン」はオバマ米政権が新しいタイプの核兵器性能実験に利用していると、日本の被爆者団体などから「オバマ大統領の“核なき世界”に反する」と批判されている。