■東北大学応援団による受験生激励 – 2014年2月23日 仙台駅(4分36秒)
http://www.youtube.com/watch?v=mlek9lgs1wc
東北大学学友会応援団による”受験生激励”が、2014年2月23日(日)12時〜15時、24日(月)10時〜15時、JR仙台駅西口ペデストリアンデッキ(宮城県仙台市青葉区)で行われた。
この映像は仙台へ取材に行っていた際、駅前でブラスバンドと誰かの叫び声がしたので行ってみて、たまたま撮影ができた(撮影:2月23日13時過ぎ)。
“受験生激励”とは、「受験生頑張れ!」「試験に合格だ!」という励ましを和風応援団服を着たリーダーを先頭に華やかなチアリーダーと渋い音楽隊が全身全霊で行ってくれる素敵なイベントで、この時期の風物詩で仙台の名物にもなっているとのことだ。
応援団には直接受験生を応援する役割の人だけではなく、アメフトの格好をした人が様々な手伝いや受験生を見つけてきたり、スーツを着た方が「目の不自由な人の為の『誘導ブロック』を空けてください」等の交通整理をしていた。
私はこのような事が行われている事は知らなかったのだが、とてもかっこ良かったので思わず本気で撮影してしまい30分以上も現場にいた。
立ち止まって激励を見ている人も大勢いて、受験生だけではなく見ている方も元気がもらえた。
見物人から大きな拍手や「頑張れ!」等の声も上がっていた。
“受験生激励”を主催した東北大学学友会応援団によると2日間で250名以上の受験生を激励したそうだ。
最初は物凄く恥ずかしそうにしていた激励される受験生達も、本気で激励してくれる人々の姿を目にし、多くが終わった頃には表情が変わっていた。
「ありがとうございました」と頭を下げていた受験生、最後まで恥ずかしそうにしていた受験生、激励を感動しながら見ていた見物人、大笑いしながら写真を撮っていた通行人。
激励が行われていた仙台駅前は大にぎわいであった。
まだ雪の残る東北で、心が温まるような光景が見れてうれしかった。
[動画・写真・文章:秋山理央]