在日韓国人・朝鮮人が多く暮らす新大久保で、“ヘイト落書き”を消して回る『差別らくがき消し隊』(@sabetsurakugaki)が発足した。
新大久保では数年前から、韓国の反日ぶりを知った日本人による反韓デモが激化。その多くは「竹島を返せ!」「不法滞在する韓国人売春婦は出て行け!」といった日本人として正当な主張をするものだが、一部は過激化し、普通の日本人からは支持を得られそうにない“ヘイトスピーチ”も繰り返されてきた。
中にはデモやスピーチにとどまらず、商店の看板や自販機、電信柱などに差別的な落書きをして回る輩もいるようだ。このような落書きは、軽犯罪法あるいは刑法の定める建造物・器物の損壊罪に触れる犯罪行為である。
ヘイトスピーチとレイシズムを許さない『のりこえねっと』が支援する『差別らくがき消し隊』は、街の景観を汚し、治安をさらに悪化させる要因ともなるこういった落書きを消して回るため、3月2日に初の清掃活動を実施する予定となっている。同隊を構成するとみられる『男組』は過去、日本の保守団体に対し暴力行為を働いて逮捕者まで出している団体だが、こういった行動なら歓迎したい。
「差別らくがき消し隊」大集合! 第1回 新大久保大掃除の日 概要
■主催:差別らくがき消し隊
■日時:2014年3月2日(日) 10:00~13:00
■集合場所:新大久保改札を右に出て、ガードの横にある喫煙所
「差別らくがき消し隊」のぼりが目印
■準備する物:主催者のほうで、ビニール手袋とマスクなどを準備します
■参加者:50名(予定) 5~6グループに分けて、らくがきを消していきます
画像:差別らくがき消し隊実態調査記録写真より引用
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