先月、日本に9年ぶりに帰国いたしました。そしてまたもや日本にやってきました。私はニューヨークはマンハッタンで生活している者なのですが、いやぁ、9年も帰っていなくて日本に先月帰国して2週間ほど滞在して、ニューヨークへ戻り一週間ニューヨークで時差ボケと戦い、またもや日本ですよ。さて、その久しぶりの日本で驚いたことは、確かに聞いてはいましたが100円ショップの充実!100円がこんなに価値があるとはいやはや驚きです。アメリカにも99セントストアーと言ういわゆる日本の百均はあるのですが、安かろう悪かろうの劣悪商品のみですよ、本当に。しかし、日本は1000円片手に100円ショップに行けば、消費税がかかったとしても最低9つのゴージャスな商品を手にすることができ、もし、その優良商品をアメリカで売れば数倍の値段でも売られると思いますよ。事実、ボールペンは1本ドラッグストアーで買っても3ドル近くします。日本製のボールペンは書き味がいいからそのくらいの値段はします。しかし、ゼブラの赤と黒のボールペン2本で100円ですよ。これどうなってるのぉ?利益はいくらなんだ?ゼブラはいくらで卸しているのだ?日本は意外に生活用品が安くて驚きでした。ところで私は何回この「驚き」の文字を書いているのか!だって本当に驚くしかない。しかし、この驚きはちょっと残念に繫がっていくのですが、これほど100円の価値があると人は高価なものにお金をかけなくなります。バブル期がいいとはいいませんよ、でもあの頃なら高級ボールペンを買っていた人が、今や百均で十分と言っていたとしたら消費する人が減ってしまっているわけですね。安い商品も確かにいい、しかしドンと誰かがお金を落とさなくてはいけない。私ですか?落としたいけど落とせない、だからどなたかお金持ちの皆様経済効果を上げる意味で大枚をはたいてくださいませませ。
そうかぁ、ニッポン
by あおぞら
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