【東京グルメ】実際に食べて感動した五反田の店10選 / さかなクンが大絶賛する居酒屋

  by クドウ秘境メシ  Tags :  

東京・五反田は不思議で魅力的な街だ。いい感じに小ぢんまりとした繁華街、そこにちりばめられた個人経営の歴史ある飲食店。どこに入ってもハズレなしという人もいる。

実際に食べて感動した五反田の店10選

あまりにもおいしい飲食店が多い五反田だが、だからこそ、入る店をどこにしようか悩んでしまうもの。そこで今回「実際に食べて感動した五反田の店10選」と題して、本当に美味しいと感じたお店を紹介していきたいと思う。

1. 元 (げん)

魚介類について何でも知ってる海の天才といえば、さかなクンである。キュートな声をしており、ユニークな風貌のさかなクンだが、彼の海の知識力は「日本一」と言っても過言ではない。

そんなさかなクンが常連の居酒屋をご存じだろうか。それは東京都の魚介居酒屋「元」である。ここはさかなクンが頻繁に訪れることで知られており、そしてなにより美味で激安と評判なのだ。

特に美味しいのが、刺身と鯛めしである。新鮮なのは当たり前。他店では食べることが難しいレベルの旨味たっぷりな刺身は、肉厚で食感も素晴らしい。鯛めしは、この店ではシメの一品として定番料理となっている。鯛めしは注文から時間がかかるため、シメに食べたい場合は帰る1時間前くらいに注文しておきたい。

「元」(東京都品川区西五反田2-10-8)

2. 平和軒

ここだけは昭和。完全に、ここだけは昭和。お店がある環境、お店の年季、そしてそこで出される料理の昭和的素朴さ。すべてにおいて、古き良き昭和がそこにある。警察署からすぐ近くらある「平和軒」である。

普通に徒歩でぶらりとしていて、ここにたどり着く人はいまい。路地の奥の奥にある、まさに隠れ家。いや、本当の意味での隠れ家。店頭に置かれている瓶にはメダカが泳ぐ。

店内に入ると大将がひとりで中華料理を調理している。ひとりなので、時間帯によっては出てくるまで時間を要するが、それでも、ここのラーメンとチャーハンが食べられるなら、いつまでも待てる。ここでしか食べられない昭和の味があるのだ。

「平和軒」(東京都品川区大崎3-1-16)

3. とん金

とん金のヒレカツ定食は金曜日のランチタイムメニューとして作られている。定食にはライス、キャベツ、マカロニサラダ、味噌汁、漬物というセット内容。ただでさえ大ボリュームなのだが、なななんと、ライス、キャベツ、味噌汁が無料でおかわり自由。

ヒレカツの写真を観れば一目瞭然ですが、かなりの厚切り。断面はとても美くしく、食感は柔らかで、ソースや塩をかけなくとも、プレーンな状態で十分美味しさが伝わる。おそらく、衣に含まれている旨味成分の効果もあるのだろう。

このヒレカツ定食は、そんな絶品ヒレカツが2枚も盛られている。おかわり無料なだけでなく、ヒレカツすら大ボリューム。こんなにもハイクオリティなヒレカツ定食が1300円なのですからたまらない。

特に日替わり定食も大人気で、ランチタイムにこの店を訪れる客の大半が日替わり定食をオーダーする。日替わり定食のひとつ、エビクリームコロッケと煮込みハンバーグ定食は特に人気だ。デカすぎるエビクリームコロッケは、極薄の衣の中にたっぷりと「飽きずに延々と食べ続けられるエビクリーム」が入っている。これがまたライスに合うのだ。

「とん金」(東京都品川区西五反田7-5-4)

4. 都々井

日本一美味しい立ち食い寿司屋だ! と断言する人がいるほど絶賛されている立ち食い寿司屋「都々井」が復活したのは数年前。多くの人たちが歓喜して復活を祝ったが、2026年現在も大盛況となっている。

都々井は品川区五反田で27年間営業していたが、惜しまれつつも2017年に閉店。そして改めて五反田ヒルズで2018年5月から本オープンした。五反田ヒルズにはドラマ「孤独のグルメ」に登場した人気店「とだか」もあり、グルメにおける五反田の特異点ともいえる。

都々井の素晴らしい点は、激安価格で寿司を提供していながら、その質が高級寿司店に引けをとらないクオリティである点だ。特にマグロを食べれば誰もが「どうしてこんなにウマイのに激安なの?」と驚くはず。常連によると、光モノの美味しさにも定評がある。
「都々井」(東京都品川区西五反田1-9-3 リバーライトビル半地下)

5. うどん

JR五反田駅や不動前駅から徒歩圏内にある「うどん」は、類まれなる店主のセンスと経験で生まれた唯一無二のスパイスカレーが堪能できるカレーの聖地。スパイスとスパイスを絶妙な組み合わせとバランスで紡ぎ、スパイスを生かし切ったカレー。一度でも食べればその味に感動するはず。

着席後、店員さんがメニューを聞いてくるまで待つ。それまでに何をオーダーするか決めておくとよい。スープカレーが特に人気だが、この店には複数のカレーがあり、どれをオーダーしてもうまい。

今回は季節のスープカレーにひき肉をトッピング。牡蠣がたくさん入ったカレーで、当然ながら注文を受けてからひとつひとつ丁寧に仕上げ、スパイスの薫りが際立つ。トッピングとしてはチーズやカレー味の煮卵も人気だ。

「うどん」(東京都品川区西五反田2-31-5)

6. 東京豆漿生活

プレオープンのころから「本格的な台湾の朝食が食べられる」と大絶賛され、2026年現在、全国からその味を求めてお客さんがやってくる人気店「東京豆漿生活」。この店では、台湾人たちが朝食として毎日のように食べている味が堪能できる。気取らない味であり、現地の味をストレートに堪能できるとあって、口コミが広まった結果、連日のように大行列ができる人気店に。

テイクアウトもイートインも同じく並ぶ必要がある。あまりにも行列ができすぎて、その行列がまた口コミとなり、新たなお客さんを呼んでいる。よって、今後も行列が長くなる可能性がある。

しかしながら、行列ができるのも納得の美味しさ。ここでしか味わえない美味しい台湾の味を堪能できるのであれば、長時間、行列に並ぶ価値はあると断言しよう。
「東京豆漿生活」(東京都品川区西五反田1-20-3)

7. フランクリンアベニュー

もし、とことん濃厚でアメリカンなハンバーガーが食べたいなら「フランクリンアベニュー」のマッシュルームチーズバーガーを強く推奨する。肉厚なビーフパティはゴツゴツとしたワイルドな仕上がりで、敷き詰められたマッシュルームに濃厚チーズがたっぷりと盛られている。そこにフレッシュなオニオンとパリパリッとしたレタスを乗せ、お好みでケチャップとマスタードをかけ、バンズで閉じる。

ここはワイルドに手づかみでガブリと食べたい。ナイフとフォークも用意されているが、一気に食べたほうがそれぞれの食材が「それぞれの持ち味」を生かし、相乗効果で旨味が増す。なにより、肉、チーズ、マッシュルームの組み合わせは魅惑の味。

エキスやケチャップがこぼれても気にする必要なし。ナプキンで手を拭きながら、ドリンクとポテトをつまみつつ、ハンバーガーの美味しさに酔いしれる。ちなみに、ケチャップとマスタードはチーズとビーフパティの美味しさを盛り上げるのでたっぷりかけよう。

「フランクリンアベニュー」(東京都品川区東五反田3-15-18)

8. スワチカ

日本式カレーライスの名店は星の数ほどあるが「大衆食堂」として戦前の味を守り続けている店はここだけかもしれない。JR五反田駅から徒歩1分ほどの場所にある「スワチカ」だ。その歴史は60年以上で、かつて戦前に存在したと言われている伝説のカレーパウダー「スワチカ」の名をそのまま店名にし、創業より多くの人たちに美味しい定食を提供してきた。そしていま現在も、ランチタイムに行列ができる老舗として知られている。

この店はメンチカツが美味しいと評判で、わざわざ遠方から訪れる人も多数いる。しかしながら、それと並んでカレーの評判もよく、常連の多くがカツカレーやメンチカツカレーを注文する。

ここのカレーは気取ったテイストではなく、あくまで大衆食堂のカレー。古き良き戦前からの味を堪能できる、極めて希少なカレーである。特にカツカレーには定評があり、サクサクな衣と肉汁溢れるカツが、若干甘口のカレーにマッチ。歴史と、ホッとする安心感と、そして満足感を与えてくれる。

魚介類のフライ料理も侮れない美味しさ。アジフライも美味しいし、なによりイカフライが絶品だ。プリプリで柔らかいイカをカリカリサクサクな衣で包み、カラッと仕上げた逸品。そのまま食べても美味しいが、ソースや醤油でも美味。

「スワチカ」(東京都品川区西五反田1-27-6)

9. ネギタンホルモン寺山

最近は、さまざまな店がネギタンをウリにし始めている。昭和から続くネギタンではなく、皿にぎっしりと薄切りタンを敷き、そこに細かく刻んだネギを敷き詰めるタイプのものだ。平成後期からネギタンというジャンルが改定(!?)され、定着し、生まれ変わったともいえる。

「ネギタン ホルモン寺山」のネギタンは3種類。からすみネギタン(2680円)、うめしそネギタン(2380円)、黒胡椒ネギタン(2280円)である。今回はうめしそネギタンを注文。スタッフによると、ぎっしりと敷き詰められたネギに梅が練り込んであるのだという。しそ一枚の下には、タン一枚が敷かれている。

トングでタンの箸をつまみ、たたむようにネギとしそを包む。それを網の上に置いて、表面を焼いてできあがり。内部はダイレクトに焼かなくとも蒸し焼き状態になるという仕組みだ。さっそくライスにのせて食べてみたのだが、これはウマイ。

プルプルで食感が良いタンは、食べ進めればどんどん肉汁が溢れ出て、ネギの爽やかなエキスと融合。ボリュームを感じたい場合は、ふたつのタンを一度に食べると良い。ネギはやや強めの辛味があるようにも思えたが、梅の酸味とあわさることでライスの甘味が引き立ち、むしろ美味。

「ネギタンホルモン寺山」(東京都品川区東五反田1-12-9 イルヴィアーレ五反田4F)

10. グリルエフ

JR五反田駅前の繁華街。ただでさえディープな場所の路地の奥に、その洋食店「グリルエフ」がある。約50年の歴史がある店で、そこに通う客層は多種多様。作家や著名人もお忍びで訪れるとの話もある。

この店で食べられるハヤシライスは、おそらく、日本でもっとも高い評価を得ているハヤシライスだ。いちばんの人気メニューでありながら、メニューに掲載されておらず、ウェイトレスに聞くと「メニューには載っていませんがありますよ」と言われる。

ここのハヤシライスの特徴は、何といってもタマネギ。ハヤシを構成している具の大部分がタマネギで、そこに微細な苦味と強いコクを含んだソースがたっぷりとからんでいる。タマネギは注文を受けてから切るため、シャキシャキ感とジュワっと溢れる甘味が堪能できる素晴らしい仕上がり。

スプーンでハヤシを持ち上げれば、ソースというより塊がサルベージされる。豪快な具をかけてライスを食べる贅沢さ。確かにこの店でしか体験できない奥深いハヤシライスなのは確かだ。

「グリルエフ」(東京都品川区東五反田1-13-9)

あえて有名すぎる店を選ばなかった

五反田には、ほかにもたくさんの美味しいお店が存在する。今回は、あえて有名すぎる店を選ばなかったが、だからこそ、知らなかった良店に出会える10選になっているはず。

ほかにも知られざる名店がたくさんあるので、改めてご紹介したいと思う。皆さんの五反田におけるグルメライフの参考になれば幸いである。

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