コーヒーには多糖を中心とする糖類、アミノ酸やタンパク質、脂質の他、コーヒーに含まれるポリフェノールであるクロロゲン酸、アルカロイドであるカフェイン(豆重量の1%程度)やトリゴネリン、ジテルペンであるカフェストールやカーウェオールなど、特徴的な成分が含まれている。
特に覚醒作用があるカフェインが有名だ。カフェイン(caffeine)は、アルカロイドの一種。コーヒー、コーラ、緑茶、紅茶、ウーロン茶、ココア、チョコレート、栄養ドリンクなどに含まれる。ただし緑茶ではタンニンと結びついて効果は穏やかなものになる。覚醒作用の他には、脳細動脈収縮作用、利尿作用。医薬品にも使われ、眠気、倦怠感に効果がある。
今回、コーヒーや紅茶に含まれるカフェインを摂ると、記憶を強化する効果のあることがわかった。調査したのはメリーランド州ボルティモアにあるジョンズ・ホプキンス大学のマイケル・ヤッサ(Michael Yassa)氏らのグループ。
参考 National Geographic コーヒーを飲んで記憶力アップ
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