ノートパソコンの限界を知りたい。いや、限界をぶっちぎった限界突破のスペックを体験したい。今回は、ASUSのノートパソコン「ROG Zephyrus G14 GA403W / GA403WW-AI9R5080W」で「3DMark」内に搭載されている「Time Spy」のスコアを計測してみた。
その結果により推測される「Battlefild V」「Apex Legends」「GTA V」「Red Dead Redemption 2」「Fortnite」のFPSも計測データとして掲載する。
Armoury Crate「サイレント」「パフォーマンス」「ターボ」「カスタム」
ASUSのノートパソコンにはArmoury Crateアプリが搭載されており、それによりノートパソコンの性能を用途に合わせてカスタマイズできる。
消費電力もサイレント、パフォーマンス、ターボ、カスタム(手動)の4つのモードから選ぶことができ、ターボはリスク少なめで最大能力を体験でき、カスタムではリスクある最大能力を引き出すことができる。リスクとは、ハードウェアの不調・不具合から故障まで含めたリスクだ。そのため、カスタム設定時には警告が表示される。
<オペレーティングモード4種>
サイレント: CPU・GPU・ファンの省エネ化
パフォーマンス: CPU・GPU・ファンのバランス最適化
ターボ: CPU・GPU・ファンの最大化
カスタム: CPU・GPU・ファンの限界突破可能
自己責任で実行する
カスタムから得られるものはメリットだけでなくリスクもある。リスクがあるからといって故障したらイヤだ。だがしかし! リスクがあっても到達したいスコアがある。そこにロマンがある。
ということで、サイレント、パフォーマンス、ターボ、カスタム、の4つの設定で黒神話:悟空ベンチマークのスコアを比較してみた。カスタムはCPU・GPU・ファンすべてをMAX設定で実行する。もちろん筆者は自己責任で実行する。皆さんには推奨しない。
ASUS GA403WW-AI9R5080Wのスペック
インチ: 14.0型 OLED (有機EL)
CPU: AMD Ryzen AI 9 HX 370
OS: Windows 11 Home 64
メモリ: 64GB (LPDDR5X-8000)
VRAM: 16GB (GDDR7)
GPU: NVIDIA GeForce RTX 5080 Laptop GPU (NVIDIA Optimus Technology対応 / 最大110W)
ストレージ: SSD :1TB (PCI Express 4.0 x4接続 NVMe / M.2)
備考:CPUとGPUは45度以下の状態で検証開始
<Time Spy / カスタム最大>
Time Spyスコア: 15540
グラフィックスコア: 17430
CPUスコア: 9627
Battlefild V 1440p Ultra: 160+FPS
Battlefild V 1080p Ultra: 160+FPS
Apex Legends 1440p Ultra: 140+FPS
Apex Legends 1080p Ultra: 140+FPS
GTA V 1440p Ultra: 110+FPS
GTA V 1080p Ultra: 170+FPS
Red Dead Redemption 2 1440p Ultra: 70+FPS
Red Dead Redemption 2 1080p Ultra: 185+FPS
Fortnite 1440p Ultra: 70+FPS
Fortnite 1080p Ultra: 230+FPS
<Time Spy / ターボ>
Time Spyスコア: 14019
グラフィックスコア: 15234
CPUスコア: 9657
Battlefild V 1440p Ultra: 155+FPS
Battlefild V 1080p Ultra: 160+FPS
Apex Legends 1440p Ultra: 140+FPS
Apex Legends 1080p Ultra: 140+FPS
GTA V 1440p Ultra: 105+FPS
GTA V 1080p Ultra: 170+FPS
Red Dead Redemption 2 1440p Ultra: 65+FPS
Red Dead Redemption 2 1080p Ultra: 175+FPS
Fortnite 1440p Ultra: 65+FPS
Fortnite 1080p Ultra: 225+FPS
<Time Spy / パフォーマンス>
Time Spyスコア: 13160
グラフィックスコア: 14127
CPUスコア: 9483
Battlefild V 1440p Ultra: 135+FPS
Battlefild V 1080p Ultra: 155+FPS
Apex Legends 1440p Ultra: 140+FPS
Apex Legends 1080p Ultra: 140+FPS
GTA V 1440p Ultra: 90+FPS
GTA V 1080p Ultra: 170+FPS
Red Dead Redemption 2 1440p Ultra: 55+FPS
Red Dead Redemption 2 1080p Ultra: 150+FPS
Fortnite 1440p Ultra: 55+FPS
Fortnite 1080p Ultra: 200+FPS
<Time Spy / サイレント>
Time Spyスコア: 7107
グラフィックスコア: 6813
CPUスコア: 9410
Battlefild V 1440p Ultra: 70+FPS
Battlefild V 1080p Ultra: 145+FPS
Apex Legends 1440p Ultra: 90+FPS
Apex Legends 1080p Ultra: 140+FPS
GTA V 1440p Ultra: 45+FPS
GTA V 1080p Ultra: 165+FPS
Red Dead Redemption 2 1440p Ultra: 30+FPS
Red Dead Redemption 2 1080p Ultra: 80+FPS
Fortnite 1440p Ultra: 30FPS未満
Fortnite 1080p Ultra: 135+FPS
<Time Spy / Armoury Crateモードごとのまとめ>
カスタム最大: 15540
ターボ: 14019
パフォーマンス: 13160
サイレント: 7107
サイレントでも十分遊べるゲームは多い
実際にそれぞれのモードでベンチマークを比較してみたところ、カスタム最大、ターボ、パフォーマンスの違いはほぼないように思えた。もちろんカスタム最大で限界突破した映像美はズバ抜けて素晴らしいものだが、ターボやパフォーマンスとの差は誤差の範囲のように感じた。
しかしサイレントは、明確に映像にブレが生じた。カクつきではなくブレである。残像とでも言おうか。さすがにハイスペックを要する場合はサイレントだと力不足を感じる。
……だがしかし「Fortnite 1080p Ultra」では135+FPS、「GTA V 1080p Ultra」では165+FPSを記録しており、プレイに何ら問題がないこともわかる。サイレントでも十分遊べるゲームは多い。
凄まじいパワーを秘めたノートパソコン / ASUS GA403WW-AI9R5080W
ASUS GA403WW-AI9R5080Wは、凄まじいパワーを秘めたノートパソコンだと確信できる結果となった。しかしベンチマークは、試すたびにスコアが大きく変化することがある。またカスタム最大のスコア記録を更新したならばお伝えしたいと思う。

