マザーコンプレックスとは、母親に対して子供が強い愛着・執着を持つ状態を指す。なお、これは正確な心理学用語ではなく和製英語の俗語である。俗にマザコンとも略され、この場合、母親に強い愛着・執着を持つ子供のことも指すことがある。
今回、京都大学の研究で、離乳後の雄のチンパンジーは母親と死別すると、自分も早死にする傾向のあることが分かった。ヒトと同様にチンパンジーでも、とくに雄の成長における母親の役割の重要性を示す結果だ。
父系社会を築くチンパンジーの雄は、生後5歳ごろまでの授乳期を過ぎて母親を亡くしても、その後は生き延びられると考えられていた。研究グループは、アフリカ・タンザイニアの山林にいる野生チンパンジーを観察した2012年まで40年間の記録を基に、孤児となった雄37頭の寿命を調べた。
京都大学 青年期まで続くチンパンジーの母親依存
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