若田さんのいる、国際宇宙ステーション(ISS)に搭載した全天X線監視装置「MAXI(マキシ)」を用いて、新星爆発の瞬間に重量級の白色矮星を包みこんだ「火の玉」を初めて観測することに成功した。
この新星は通常のものより少し大きい白色矮星が、原因である。この新星は2011年11月11日、小マゼラン星雲で発見された、極めて明るいX線を放つ天体として発見された。
分析の結果、X線は新星爆発直後の約1時間、重量級の白色矮星を包み込んだ「火の玉」から放射されたものと分かった。「火の玉」の観測は史上初、「火の玉」からの閃光中にネオンの放射も発見した。
最近の研究では、新星というと恒星の最後の爆発ではないことがわかっている。新星は、二連星だった恒星の一方が寿命で白色矮星になり、もう一方から水素ガスを供給するときに水素の核融合反応で起きる。
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