Netflixドラマ『匿名の恋人たち』の監修をしたショコラティエ川路にドラマ配信後の反響を聞いた

2025年10月にNetflixで配信されたドラマシリーズ『匿名の恋人たち』。

「匿名の恋人たち」予告編 | Netflix(YouTube)
https://youtu.be/QSLvRMoRGGQ

ハン・ヒョジュさんが演じたショコラティエが作るチョコレートを監修したのは、墨田区吾妻橋に店を構える株式会社ショコラティエ川路のシェフショコラティエ、川路さとみさんです。

川路さんに『匿名の恋人たち』配信後の反響などの話を聞きました。

監修と同時に俳優への技術指導も

ーードラマに登場するチョコレートの監修をすることになった経緯は?

川路:プロデューサーの方が、ショコラティエ川路のチョコレートやこれまでの活動を見つけてくださったことがきっかけです。

私はショコラティエとしての活動に加え、チョコレートアカデミー協会を主宰し、チョコレートの技術や理論を教える立場でもあります。そのため本作では、チョコレートの監修だけでなく、俳優さんへの技術指導にも関わらせていただきました。

ーーハン・ヒョジュさんのショコラティエとしての演技はどう映りましたか?

川路:とても自然で、本物のショコラティエと比べても遜色ないと感じました。撮影前から練習を非常に熱心にされており、所作や手の動きについても、私たちに積極的に質問してくださったのが印象的です。

「演じている」というよりも、実際の仕事として向き合っている姿勢が伝わってきました。

海外からの来訪も増加

ーードラマの配信開始前と後ではどういった変化がありましたか?

川路:配信開始後は、より多くのお客様にご来店いただくようになりました。特に印象的だったのは、台湾からのお客様が増えたことです。

また、ドラマの話題や出演されていた俳優さんのお話を、お客様と直接できるようになったのも嬉しい変化で、チョコレートを通じた会話の広がりを楽しんでいます。

ーードラマで見かけたチョコレートは、実際に購入できますか?

川路:ドラマに登場したチョコレートそのものは販売していません。ただし、同じテイストや世界観を感じていただけるチョコレートは、お店でご用意しています。作品の空気感を、味を通して楽しんでいただけたら嬉しいです。

チョコレートに日本の味覚や感性を重ねた「和ショコラ」

ーーショコラティエ川路が推す「和ショコラ」とは、普通のチョコレートとどう違うのでしょうか?

川路:和ショコラとは、チョコレートに日本の味覚や感性を重ねたものだと考えています。

抹茶や柚子、味噌、醤油といった素材に加え、「余韻を楽しむ」「主張しすぎないバランス」といった、和菓子にも通じる感覚を大切にしています。甘さや香りを前に出しすぎず、食べ終わったあとに静かに残る味わいが特徴です。

ーー「和ショコラ」が世界に広がる可能性をどう見ていますか?

川路:十分に可能性があると感じています。日本は、海外の食文化を取り入れながら独自に発展させてきた歴史があります。和ショコラも、抹茶のように「日本ならではの味」として、世界に広がっていく余地があるのではないでしょうか。

甘さや香りのバランスを重視する和の感覚は、チョコレートの新しい楽しみ方として受け入れられると思います。

ーーありがとうございました。

ショコラティエ川路店舗情報
住所:東京都墨田区吾妻橋1丁目7-12
TEL:03-6658-8480
定休日:水曜日・第3水曜日の次の木曜日
営業時間:11:00~19:00

ショコラティエ川路のチョコレート
https://chocolatier-kawaji.com/chocolate.html[リンク]

下記リンクからも購入可能です。

ショコラティエ川路オンラインショップ

※画像提供:株式会社ショコラティエ川路

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