2025年12月11日、埼玉県吉川市にホームセンター「カインズ 吉川美南店」がオープンしました。同店に併設する形で24時間営業のレジレス無人店舗「CAINZ Mobile Store(カインズモバイルストア)」も同時オープンしています。コンビニやスーパーなども導入を進めている無人店舗ですが、今後様々な業種・業界で普及していくのでしょうか。
株式会社カインズのフォーマット開発事業部 事業部長 兼 デジタル開発推進統括部 統括部長の水野圭基さんにそのあたりの話を聞いてみました。
想定を上回る利用状況
ーーCAINZ Mobile Storeの利用状況のほうはどうでしょうか?
水野:オープン以降、当初の想定を上回る多くのお客様にご利用いただいています。なかでも、店舗の閉店後から深夜、早朝の時間帯で、想定以上のご利用が見られます。引き続き、まずは一人でも多くのお客様に「営業時間を気にせず、レジに並ばずに買い物ができる」という新しい購買体験を知っていただければと考えています。
ーー品ぞろえはどうなっていますか?
水野:カインズ内の主力カテゴリー販売上位商品、消耗品・日用品に加え、隣接するドッグランをご利用いただく方向けのペット用品や、いざというときに買えると嬉しいちょっとした工具類など、約1200SKU(SKUはStock Keeping Unitの略で在庫管理上の商品の最小単位のこと)を取り扱っています。今後は、お客様のニーズ、動向を見ながら随時変更していく予定です。
ーー利用客の動向はどういった感じでしょうか?
水野:当初想定していた通り、お菓子や飲料などコンビニに近い商品でのご利用が多くみられます。さらには、掃除用品や洗剤など、深夜・早朝の時間帯においてもホームセンターならではのカテゴリーで、想定以上のニーズが見られます。
駅前立地ということもあり、営業時間前に電車通勤されている方などのご利用や、ペットフードの販売状況からは早朝や深夜帯のわんちゃんの散歩と合わせてご利用いただくケースもあると考えられます。
都市部へ出店できるフォーマットの一つ
ーーCAINZ Mobile Storeはロードサイドや郊外ではなく都市部へと切り込んでいくための店舗という位置づけなのでしょうか?
水野:標準的なカインズの店舗と比べて小型であるという特性から、従来の店舗規模では出店が難しかった都市部エリアへの出店も成立しうる可能性を持つフォーマットの一つです。多店舗化を進めるにあたっては、物流を含めた運営面の最適化も含めて、総合的に検証していく必要があると考えています。
また、吉川美南店全体が「次世代型店舗のスタートライン」であるので、新しい買い物体験やオペレーションのあり方を最適化し、時代の潮流にあわせた、カインズらしいデジタル×リアルのシームレスなお買い物体験の提供をしていくことを追求していきます。
ーー今後の出店計画はどうなっていますか?
水野:今後の具体的な出店予定は未定です。まずは吉川美南店での取り組みを通じて、仕組みや運営の検証を進め、その結果を踏まえて検討していく考えです。
ーーありがとうございました。
🎉 本日12/11 グランドオープン!
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— CAINZ(カインズ)【公式】 (@cainz_official) December 11, 2025
https://x.com/cainz_official/status/1999008668491329593
店名:CAINZ Mobile Store(カインズモバイルストア)
所在地:埼玉県吉川市中曽根917-1
営業時間:24時間営業
交通:JR武蔵野線吉川美南駅東口すぐ
※画像提供:株式会社カインズ

