2025大阪・関西万博で「ミライ人間洗濯機」が大きな話題となったことは記憶に新しいですが、ミライ人間洗濯機を開発した株式会社サイエンスが「ミライ人間洗濯機 社会実装版(高齢者施設用)」を昨年12月に発表しました。
センシング機能を省いて145万円で販売
ミライ人間洗濯機 社会実装版の「価格は145万円(施工・税別)です」という同社の担当者に詳しい話を聞いてみました。
大阪・関西万博で展示されたミライ人間洗濯機とミライ人間洗濯機 社会実装版の違いについては「ミラブルテクノロジ―で洗浄剤を使用せずに汚れを落とし、湯船に浸かっている部分はミラバスの機構で汚れを浮かせて落とし、浸かっていない部分はミラブルの吐水機構で汚れを弾き飛ばす部分はどちらも同じです。ただ、今回リリースした高齢者施設用は、センシング機能がありません。今後一般住宅用や、バージョンアップした高齢者施設用などではセンシングも可能になることを想定しています」と説明してくれました。
機能的な面だけでなく、デザインのほうもだいぶ違ってきます。
大阪・関西万博で展示されたミライ人間洗濯機
ミライ人間洗濯機 社会実装版(高齢者施設用)
「身体をゴシゴシこすらずに汚れを落とす」という入浴体験は高齢者施設だけでなく、入院設備が整っている医療機関にも「希望があれば、設置は可能です」といいます。
開発のきっかけは1970年の大阪万博
ミライ人間洗濯機の開発は何がきっかけで始まったのか聞いてみると「きっかけは、弊社代表の青山が1970年の大阪万博に当時10歳で行った際、サンヨー館で見たウルトラソニックバス(通称:人間洗濯機)にすごく感動し、”自分も大人になったらこのように人を感動させられるものを作ってみたい!!”と思ったという点と、弊社製品がミラバス、ミラブルという主軸製品と親和性があったことがきっかけです。大阪で50年の時を経て、再び万博がやってくることが決まり、サイエンスの技術をなんとしてもこの万博に出そうと全社を挙げて奮起してきました」という答えが返ってきました。
ミライ人間洗濯機の今後―サイエンス会長が語る、55年越しの夢と販売化への決断―
ミライ人間洗濯機の購入者については「ミライ人間洗濯機のほうは、大阪にある道頓堀クリスタルホテル3に1台、タカラレーベン池袋サロン、ヤマダデンキ池袋本店それぞれ1台導入済です。今後の予定としては、熊本、北海道、海外も導入を進めている最中です。現段階で導入決定台数は10台です」とのこと。
またミライ人間洗濯機 社会実装版は「3月1日から出荷開始で、今のところ導入先は非公開です」としています。
同社が描く未来のように浴槽が人間洗濯機に取って代わられる日がそのうち来るのでしょうか。
株式会社サイエンス
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※画像提供:株式会社サイエンス

