松屋は、季節に合わせて、食欲を満たしたい人の気持ちをよくわかっている。そう、冬はビーフシチューが食べたくなる。カレーやクリームシチューもイイが、それとはまた違う「ビーフシチューが食べたい欲求」というものが存在するのである。
熱々で濃厚なコクのある松屋のビーフシチュー
松屋の「煮込みビーフシチューハンバーグ」が極めておいしい。まず甘味が絶妙。熱々で濃厚なコクのあるビーフシチューが、ほのかな苦味で甘味を引き立てている。それがジューシーなハンバーグと出会えば、必然的に「間違いない秀逸な味」となる。
松屋の「煮込みビーフシチューハンバーグ」をもっとおいしく食べる方法
そんな松屋の煮込みビーフシチューハンバーグだが、もっとおいしく食べる方法をお伝えしたい。そもそも、ベースがおいしいので、味変はしなくていい。味変をすることで、松屋が追求したビーフシチューの味が大きくそれる可能性がある。
ここは味変ではなく、具の追加で「ビーフシチューのおいしさを他の食材でさらに楽しむ」方向にしたい。
牛焼肉をビーフシチューの器にのせて合流
煮込みビーフシチューハンバーグに、牛焼肉単品を追加する。ただそれだけで、ビーフシチューのおいしさが爆上がりするのである。もはや別次元のおいしさと言っても過言ではない。
まず、牛焼肉をビーフシチューの器にのせて合流させる。あとは、よくビーフシチューと絡めて食べるだけ。
極上のおいしさにメガ進化
ビーフシチューがからんだ牛焼肉の味、それこそ至高。松屋の牛焼肉はジューシーでプレーンなテイストなので、ビーフシチューをまとうことで、ガッツリと「深い味」が牛焼肉に浸透。極上のおいしさにメガ進化するのだ。それを食べつつライスを食べれば間違いないものとなる。
牛焼肉でビーフシチューのトロトロ牛肉を包む
しかし、さらに魅惑的なおいしさ爆上がりの食べ方がある。ビーフシチューをよくからめた牛焼肉で、ビーフシチューに入っているトロトロ牛肉を包んで食べるのである。これがもう究極的なうまさ。牛焼肉のかめばかむほどあふれ出る旨味、トロトロ牛肉のとろけて広がる甘味と旨味、ここにライスを合わせれば、もはや神域のウマさとなる。
特にビーフシチューとの相性は抜群に良い
ちなみに、牛焼肉でハンバーグを包んで食べても絶品だし、ビーフシチューをよくからめた牛焼肉でライスを包んで食べてもおいしい。つまり、松屋の牛焼肉は「包んで食べる」という点において、かなり優秀な料理といえるのだ。特にビーフシチューとの相性は抜群に良い。
カルビ焼肉でもおいしいが
もちろん、カルビ焼肉で包んでもおいしいのだが、カルビ焼肉は油分がやや多いため、ビーフシチューの濃厚感が上限突破になるかもしれない。よって、牛焼肉のほうがベストと思う。そのあたりは、個人の好みにより違ってくるところだ。ごちそうさまでした。

