昨年約300万本販売したしゃぶ葉の「生本ずわい蟹」食べ放題→今年は2倍の600万本を用意

今月に入りSNSで話題となったのが、12月1日から始まったしゃぶ葉の「生本ずわい蟹」食べ放題です。

16時以降のディナータイム限定で、価格は平日が税込9899円、土日祝日が税込1万119円(一部の都心価格店舗は税込1万229円)となっています。

生本ずわい蟹だけでなく、国産牛、九州黒豚、牛みすじなども食べ放題となっています。

昨年は約300万本を販売し、今年は600万本を用意したというしゃぶ葉を運営する株式会社すかいらーくホールディングス マーケティング本部 和食開発グループ SS開発チームの奈良勇太さんに人気のわけなどを聞いてみました。

「意外性とコスパ」「クオリティ」「アレンジ」で話題に

ーー「生本ずわい蟹」食べ放題が話題となっているのはなぜ?

奈良:大きく3つの要因があると考えています。 第一に「意外性」と「コストパフォーマンス」です。普段使いのしゃぶしゃぶ専門店で、高級食材の『生本ずわい蟹』が食べ放題できるというインパクトに加え、手頃な価格で、カニもお肉も満足いくまで楽しめる点をご支持いただいております。

第二は「クオリティ」です。ボイルではなく生の本ズワイガニを使用しているため、身の甘みや食感が格別だというお声を多くいただいております。

第三は「自分だけの楽しみ方(アレンジ)」です。しゃぶ葉の特徴である豊富なタレや薬味、野菜を組み合わせることで、単にカニを食べるだけでなく「カニ雑炊」や「オリジナルつけダレ」など、お客様自身が体験をシェアしたくなる要素がSNSでの話題化につながっていると感じています。

ーー生本ずわい蟹食べ放題の利用客はどんな人?

奈良:普段より少しごちそうな価格帯になりますので、3世代のご家族連れや、年末の忘年会利用のグループ、また自分へのご褒美として来店される若い世代の方など、幅広い層のお客様にご利用いただいております。

ーー現時点での人気ぶりを示す数値データは? 

奈良:今年はディナータイム限定で実施いたしましたが、反響は非常に大きく、昨年の約300万本を大幅に上回る販売数を見込んでおります。

ーー生本ずわい蟹の産地は?

奈良:主にロシア・カナダ産を提供しております。

ーーカニ専門店と比較してしゃぶ葉の生本ずわい蟹食べ放題が優っている点は?

奈良:カニだけでなく国産牛や黒豚など全種類のお肉が食べ放題になる点は大きな強みです。それに加え、しゃぶ葉ならではの「新鮮野菜」や「豊富なタレ・薬味」を自由に組み合わせられる点が最大の差別化ポイントだと考えています。自分好みの味にカスタマイズしたり、飽きずに最後まで楽しめたりする点が、しゃぶ葉の強みです。

おすすめの食べ方は?

ーー生本ずわい蟹食べ放題を存分に楽しめる食べ方は? 

奈良:まずはベーシックな「白だし」で、カニ本来の甘みと旨みを存分に楽しんでいただくのがおすすめです。そして一番の醍醐味は、カニの旨味がたっぷり溶け出したお出汁で作る「シメの雑炊」です。ご飯と卵(※別途注文)を入れて仕上げるカニ雑炊は、絶品です。

ーー元を取るにはどれだけ食べればよいでしょう?

奈良:申し訳ございませんが、原価や規定量については回答を控えさせていただきます。ただ、お客様には元を取ることを気にせず、心ゆくまでお好きなだけ召し上がっていただければ嬉しいです。

ーーありがとうございました。

しゃぶ葉の生本ずわい蟹食べ放題は「12月23日までの販売を予定しております」ということです。

来年もさらにグレードアップした生本ずわい蟹食べ放題が楽しめるのでしょうか。

生本ずわい蟹食べ放題
https://www.skylark.co.jp/syabuyo/menu/fair_dec/index.html[リンク]

※画像提供:株式会社すかいらーくホールディングス

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