とんかつが好きな人ならば、「とんかつ檍」を知らない人はいないでしょう。
本店は東京・大田区にある「とんかつ檍 蒲田本店」(東京都大田区蒲田5-43-7)。
2025年12月現在は、多くの店舗がオープンしています。
とんかつ檍のとんかつ、どれもウマイですよ。
今まで一度も裏切られたことがない。
とんかつ屋のなかでも、特に早く林SPF豚を使用した店です。
林SPF豚を使用してるとんかつ屋が増えてきました。
林SPF豚を使っているというだけで、味はいまいちの店も増えている印象があります。
豚肉の質ではなく、ほかの部分が適当。
林SPF豚にあぐらをかいている店が多いのです。
でも、とんかつ檍は別格。
ウマイです。
カキフライもウマイです。
エビフライもウマイです。
ウマイだけでなく、デカいです。
かなり巨大な、贅沢すぎるとんかつ檍のエビフライ。
とんかつ檍の姉妹店「いっぺこっぺ」ではカツカレーも食べられます。
とんかつ檍のカツカレーともいえる、秀逸なるカツカレーです。
カレー好きにおすすめです。
……でも、そういえば、とんかつ檍のお弁当、食べたことがないかも。
と思い、今回はとんかつ檍でお弁当を購入してみました。
今回購入した弁当は「特ひれかつ弁当」(税込2600円)です。
ライスを大盛り(税込100円)にして、みそ汁(税込100円)とカレールー(税込300円)も購入しました。
カレールーにとんかつを浸して食べると、カツカレー化できます。
棒状ともいえるカットの特ひれかつ。
美しい盛り方がされています。
眠れる森の特ひれかつ。
カットレモン、塩、ソース、カラシが添えられていました。
おいしいとんかつやの基準、それは「ソースや塩がなくてもウマイとんかつ」だと思っています。
とんかつ檍のとんかつは、ソースや塩がなくとも絶品です。
豚肉と衣の旨味だけで最初から最後まで食べられます。
なので、最初はノーソース、ノー塩で食べることをお勧めします。
後半から、ソースや塩で食べると、味変としても良いと思います。
もちろん食べ方は自由ですが。
ビジュが美しすぎる特ひれかつを箸でつまみます。
食べます。
うまい、うますぎる。
このやわらかい肉質と旨味の埋蔵量、ステキすぎます。
そしてやっぱり、ソースも塩も必要がないおいしさです。
衣のうまさも極まっています。
「衣シャリッ」からの「肉汁ジュワッ」からの「全要素ジュビジュワァ~」。
途中から、カレーに浸してみました。
あぁ、やっぱり、ウマイです。
カレーの、ちょっとしたB級グルメ要素。
そこに限りなく上品な特ひれかつを浸して食べる。
それがもう、罪深きグルメの味。
とんかつ檍は、お弁当でもおいしかったです。
すべてのとんかつ檍関係者に敬意を表したいレベル。
ごちそうさまでした。

