世の中には胡散臭い人がいる。その中でこの山本太郎たる芸能人が原発の発言をし始めたときには反吐が出そうだった。世の中には賢い人がいる。目に見えてわかるのは優秀と言われる大学を卒業した人たちで、これらの人々は学力においては賢い。何も大学だけを引き合いに出さなくても義務教育を受けただけで、後は己の精進だけで学をつけ大卒には劣らない賢い人も多い。例えば作家にはそういう方々が多いが、書く題材においての情報収集力の豊富さと、それを理解する力が凡人とは違うのではないだろうか。
学歴云々でなく、人と言うものは見た印象、また話した印象によって自然と『出来る』『出来ない』タイプの人間に分けられていっていると私は思う。
さて、そういう考え方で進めていくと山本太郎はまさに『出来ない』タイプである。私はこの人の存在は海外生活が長かったので数年前までは知らなかったが、最初に見たのは関西テレビのトーク番組のゲストだったと記憶している。関西弁でやんわり話し、綺麗な顔立ちをし、印象としては『新宿2丁目界隈の人』と思えた。ある程度の人気どまりで芸能人として大成するとは微塵も思わなかったし、実際芸能人としてはパッとしなかった。
この人の人生は2011年3月11日を境に激変した。
言論の自由があるから何を言っても構わないけれど、だけど一介の芸能人が原発について発言するのは荷が重すぎはしないか。芸能人も多種多様だから、弁護士資格を有するものや、教員資格、気象予報士資格等のある知的な人も多いし、また、原発について知識の豊富すぎる人がいるかもしれない。そういう人たちが話すならまだ理解できるが、いや、それでも発言は避けたほうが望ましいと思うけど、この山本太郎というような薄っぺらいオツムの軽そうな男が、いきなり東日本大震災を境に勉強し始めたのであろうが、原発の専門家のように発言しているのは辟易した。
マスコミも面白がらずに無視しておけばいいものを、マスコミは話題重視だから紙面に割いてしまった。その結果、この程度の人が国会議員になってしまった。そして園遊会で天皇陛下に手紙を手渡すという無謀な行動にでた。
ニュース画像で見てみると園遊会に参加している姿は記憶違いでなければ紫の蝶ネクタイ。友人の結婚式に参列の場合も紫の蝶ネクタイはおかしい。こういう無教養で野卑な人間に投票した選挙民は天皇陛下に手紙を手渡す行為をどう考えるのだろう?
所詮この程度の人間なのである。改めて当選させた選挙民がな~んにもわかっていなかったことになる。付け焼刃で原発なんて勉強できるわけがない。ましてや国会議員は原発問題オンリーではないのだ。馬鹿を神輿に乗せたらこうなっちゃのだ。もう一回馬鹿を神輿に乗せたのだ!
山本太郎は落ちるべき人だったのだ。山本太郎は今、国会で、そして世間からも責められることになるだろう。弁明するたびに頭の無さが露呈されていくだろう。山本太郎も悪いが、もっと悪いのはこんな男に清き一票を投じた選挙民である。国会議員に送り込んだはいいが、こんな恥ずかしさを通り越えて呆れてモノが言えない、信じられないことをお堀に向こうの園遊会でなさいますか、山本センセイ?園遊会ですよ、園遊会。
天皇陛下の玄孫の竹田恒泰氏は民間人だから発言も自由なのできっとこれに関しての感想を述べられるだろうけど、一番正しい判断価値でこの山本太郎の馬鹿さ加減を一刀両断されるであろう。発言を待ちたい…..
画像: from flickr YAHOO!
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