いつしか季節は短い秋に突入し、もう年末の足音が聞こえてきた。外で家で、一人であるいは仲間とお酒をたしなむ機会も多くなる季節だ。そこで多くあるウイスキーの中で、スコッチウイスキーの非常に飲みやすいクセのないどういう飲み方でも合うモルトウイスキー「モンキーショルダー」を紹介する。
モンキーショルダーは、ボトルの上部にモンキーがいるユニークなデザインだ。1887年創業のスコットランドのウイスキーメーカー「ウィリアム・ グラント&サンズ社」が製造する100%モルトのブレンデッドモルトウイスキーである。
もともと、モンキーショルダーは「カクテルに最適なミキシングのためのモルトウイスキー」として開発された。2003年発売で、カクテルに最適となればどんな飲み方でもOKなはずだ。
そんな中で、アメリカに本社を置くブラウンフォーマン社の日本法人であるブラウンフォーマンジャパンが、「モンキーショルダー」ボトルの肩に乗ったブランドのアイコンである“モンキー”をテーマにした期間限定キャンペーンを渋谷の道玄坂で10月11日から3日間の日程で実施した。『Monkey Mixer Lounge』は大盛況で終了した。会場ではオリジナルカクテル「OMG(オレンジモンキージンジャー)」と「Monkey Highball」の2種類を提供するサービスもあり、3日間で2200杯以上のカクテルがふるまわれた。
味が最もわかる水割りで飲んでみたところ、非常にまろやかでクセがなく飲みやすい。記者はどちらかというとコーンを原材料としたバーボンウイスキーの方が好みだが、モンキーショルダーであれば普段飲みでも十分満足ができるほど飲みやすい。これだけクセのないウイスキーであれば、中間で集まるパーティーの場でも、ボトルを1本置いておけば各自の好みで好き好きで割って飲むことが出来よう。ワインでいうところの「テーブルワイン」に相当する手軽さと飲みやすさだ。
何かで割って飲むことを前提としてブレンドされたウイスキーなので、換言すれば水でもジュースでも炭酸でも何で割っても美味しいということだ。その日の気分で夜の一杯を好みの割り方で変化を付け、自分だけのカクテルとして楽しむことができる「マイスキー」として手元に置いておきたい1本だ。
※写真はすべて記者撮影

