南海トラフ地震が大阪を襲ったらどこに逃げる?避難場所と防災のポイント

  by xpress  Tags :  

南海トラフ地震は今後30年以内に高い確率で発生するとされ、大阪も大きな被害が想定されているエリアの一つです。
地震発生時には正確な知識と適切な備えが命を守る鍵です。本記事では大阪に住む際に知っておくべき具体的な被害予想、避難先、防災グッズで本当に必要なものを紹介します。

南海トラフ地震が大阪にもたらす被害予想

南海トラフ地震が発生すると、大阪でも震度6強レベルの揺れや大規模な津波が発生するおそれがあります。大阪市内の低地では最大2〜3mに及ぶ津波浸水が想定されており、特に大阪湾沿岸部は高リスク区域とされています。

津波の到達は地震発生から早ければ60分以内とされるため、迅速な避難行動が必要です。加えて、停電や断水といったライフラインの被害、ビルや家屋の倒壊、地下街での混乱にも十分な注意が求められます。

また、災害後はライフラインの復旧に時間がかかることから、飲料水、食料、モバイルバッテリーなどの備蓄が推奨されています。

どこに逃げる?大阪在住者が備えるべき南海トラフ地震の避難先とグッズ

大きな影響が予想される大阪です。それではどこに避難しどのように対策をすればよろしいのでしょうか。ここでは必要な対策として一覧で紹介します。

● 指定避難所やハザードマップを事前に確認し、最寄りの避難先を把握しておく。
● 津波警報発令時は「高台」または「避難ビル(3階以上)」へすぐ避難するのが鉄則。
● 地下街や駅構内にいる場合は速やかに地上へ移動し、できるだけ遠くの安全な場所へ。
● 家族や知人と避難場所・連絡手段を事前に決めておく。
● 停電・断水への備えとしてはポータブル電源、モバイルバッテリー、簡易トイレ、飲料水などを用意する。
● 非常持ち出し袋に防災ラジオ、救急セット、懐中電灯、乾パンや保存食を常備。
● ペット対応避難所や自治体の災害対策情報も確認しておくと安心。

南海トラフ地震対策にポータブル電源

南海トラフ地震の影響は先述の通り大きなものになることが予想されます。なかでもライフラインへの影響は大きくなることが考えられます。そのため、対策として活躍が期待されるのがポータブル電源です。ここでは停電への備えとしてポータブル電源 おすすめモデルを紹介します。

Jackery Solar Generator 2000 New ポータブル電源 セット

画像の出典:https://www.jackery.jp/products/solar-generator-2000-new-200w

● 製品の特徴
2000Whクラスのポータブル電源は一般的に大容量帯のポータブル電源になりますが、同クラスの製品と比べて15%ほどコンパクトな作りになっています。保管および避難時の携帯性の観点でもおすすめです。

● 容量と家電の稼働時間
容量2042Wh:テレビ(100W)を目安に約20時間程度の稼働が見込めます。スマホの充電など情報端末の電源確保から生活家電まで幅広い利用が可能です。

● 定格出力と稼働できる家電
出力2200W:2200W以内となるように消費電力を抑えれば、基本的にはほとんどの家電に対応します。

● 出力ポート
合計7個の出力ポート:AC×3、USB‐A×1、USB-C×2、シガーソケット×1

Jackery Solar Generator 1000 New 200W ポータブル電源 ソーラーパネル

画像の出典:https://www.jackery.jp/products/solar-generator-1000-new-200w?variant=42628286971982

● 製品の特徴
本体+ソーラーパネルのセットで、災害時でも自力で電源を確保できるセットです。ポータブル電源本体も1000Whの容量があるので、電池容量としても十分な能力です。

● 容量と家電の稼働時間
容量1070Wh:テレビ(100W)を目安に約10時間程度の使用が可能です。

● 定格出力と稼働できる家電
出力1500W:1500W以内の消費に抑える必要がありますが、1台であれば高出力のホットプレートなどの機器も使用可能です。

● 出力ポート
合計7個の出力ポート:AC×3、USB‐A×1、USB-C×2、シガーソケット×1

まとめ

南海トラフ地震発生時は正確なハザードマップ情報を元に安全な避難所に迅速に向かうことが大切です。停電対策や備蓄、ポータブル電源なども日頃から備えておき、家族と避難計画を策定し確認しておきましょう。

xpress

newstimes.jpの編集長,世界を探検したり新しいトピックを追求することが好きです。

ウェブサイト: https://newstimes.jp

Twitter: japannewshub