海溝というと、海底が細長い溝状に深くなっている場所のことである。最近は巨大地震の発生源として注目されている。
海溝の深さは深いものでは水面下1万mに達する。ここでは、海嶺で生まれた海洋プレートが大陸プレートなどに沈み込んでいる。日本付近にはどんな海溝があるだろう?
そう、伊豆・小笠原海溝(9,780m)や千島・カムチャツカ海溝(9,550m)、日本海溝(8,020m)、琉球(南西諸島)海溝(7,460m)である。先日の東日本大震災は日本海溝のプレート境界がM9.0の巨大地震の原因だった。
海溝と同じような海底構造にトラフ(trough)がある。6,000m以上の深さのものを海溝と呼び、それより浅いものはトラフと呼ばれる。現在、南海トラフの巨大地震が予想されている。
他の海溝も過去に度々巨大地震の記録が残されており、5月24日千島・カムチャッカ海溝でもM8.3の巨大地震が発生している。ところが、琉球海溝に近い沖縄本島に巨大地震の記録はほとんど残されていない。これはどういうわけだろうか?
マイナビニュース:琉球海溝沿いの地震による津波被害は先島諸島のみに発生している
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