ユーモアあふれる研究に贈られる「イグ・ノーベル賞」に、2013年は、日本から2つの研究グループが選ばれた。授賞式は12日、アメリカ・ボストンのハーバード大学で行われ、タマネギを切る時に涙が出る原因となる酵素を発見した、日本の食品会社などのグループが化学賞を受賞した。
将来的には、この酵素を抑制することで、「切っても涙が出ないタマネギ」が誕生するかもしれないという。ハウス食品研究主幹の今井真介さんは「われわれの発見は、涙が出ない健康的なタマネギ、すなわち『イグ・ノーベル・オニオン』の開発につながります」と話した。
また日本からは、帝京大学の「心臓移植を受けたマウスにオペラを聴かせ、その生存率を研究」したグループが医学賞を受賞している。(フジテレビ系(FNN) 2013年9月13日)