時代は宇宙新時代を迎えている。12年ぶりに開発された新型の国産ロケット、イプシロンは、9月14日午後、鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられ、予定の高度で搭載した衛星を切り離して打ち上げは成功した。
記者会見でイプシロンの打ち上げチームのリーダーを務めたJAXAの森田泰弘プロジェクトマネージャは、「台風が小笠原付近にあったため、打ち上げができるか、ぎりぎりまでドキドキしていた。最後は、産みの苦しみも味わうことになったが、結果として、打ち上げは見事に成功した。ようやく心の底から笑える日が来ました」と話した。(NHKnews 2013年9月15日)
一方、 米航空宇宙局(NASA)は9月12日(日本時間13日)、記者会見を開き、探査機ボイジャー1号が人工物体として初めて太陽系を離脱したと発表した。NASAはこれまで、「磁場の変化の確認が重要だ」として太陽系離脱の認定には慎重だった。