「お〜いお茶 COLD BREW LEMON GREEN」は確かに記憶のある新鮮なアノ香りがした!

  by 古川 智規  Tags :  

伊藤園は、無糖緑茶飲料ブランド「お~いお茶」から新たに展開した、日本茶の新たなスタイルを提案する「お~いお茶PURE」シリーズより、「氷水出し緑茶」のあまみにレモンの爽快感を楽しめる「お〜いお茶 COLD BREW LEMON GREEN」を夏期限定で販売している。また発売に合わせて、大谷翔平ボトルを発売する。

『「お~いお茶」大谷翔平ボトル』(2025年夏ver.)では、「投げる・打つ・走る」それぞれの大谷選手をデザインしたボトルが登場。「お~いお茶 緑茶」に投球、「同 玄米茶」にバッティング、「同 ほうじ茶」に走る姿をそれぞれデザインし、
大谷選手の活躍を表現したボトルを全12製品で展開する。また、売上の一部はグローバル社会貢献プロジェクト「Green Tea for Good」の活動に活用する。

このシリーズはすでにおなじみで、日常でのボトル茶の選択はこれにしておけばほぼ間違いないというほどの認知度を誇り、旅行先でも旅行中でも間違いのない選択として選ばれる。記者も寝台列車に乗る際に持ち込んでのどの渇きを潤したのは「お~いお茶」だ。

「お~いお茶 PURE」シリーズは、アメリカやアジア市場動向を基に、海外で求められている嗜好に合わせて日本茶の苦みや渋みを抑えつつ「後味のすっきりさ」「爽やかな香り」を楽しめる味わいを製品のベースとしたという。

「お〜いお茶 PURE GREEN」は確かに、飲んだ感じの軽さはお茶というよりも水に近い感覚だ。これは緑茶を飲み慣れた日本人の感覚なので、外国人にはこれくらいがちょうど良いのかもしれない。また普段から飲む飲料水として特色のないものを好む若い女性にはこのような「水に近いが確かにお茶」という中間的なドリンクはヒットするのかもしれない。

「お〜いお茶 COLD BREW LEMON GREEN」は、開封した瞬間に広がるさわやかな香りは緑茶のそれとは異なる。しかし、この香りは覚えがある。レモンには違いないのだが、それよりも東南アジアで嗅いだ生のレモングラスの葉を手にした時の感覚に酷似している。レモングラスを使用したハーブティーに似ていると感じた。
通常のハーブティーは乾燥させたレモングラスを茶葉として使用するが、生の葉はちぎった瞬間にあたりがレモン畑ではないだろうかと感知がするほどレモンの香りがする。それと似ている。
本品にはレモン果汁が入っているので、決して香りづけのためだけではなく、ハーブティーにレモン果汁を入れた本物の風味が楽しめるのが新鮮だった。ハーブティーそのものは好みが分かれるが、本品は基本が緑茶なのでそれほど違和感なく受け入れられるだろう。それほど自然なレモンの風味が楽しめる緑茶として手に取っていただければわかる風味だ。
暑い夏で水分補給が例年以上に必要な季節だ。どうせ飲むなら美味しいものを、そして季節柄、軽いライトな需要が高まるので通常の渋い緑茶とともにライトな感覚で夏を乗り越えていただきたい。

※写真はすべて記者撮影

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