
今年の夏は梅雨が飛んでしまったかのような猛暑に見舞われているが、こうなるとどこに行っても冷たいドリンクが欲しくなる。この夏にぴったりな発売したてのドリンク4品を飲んでみたのでレビューする。

スターバックス・コーポレーションと、サントリー食品インターナショナル(以下全商品について同じ)は、ペットボトル入りコーヒーシリーズより、新フレーバーの「スターバックス GRAB&GO(グラブアンドゴー) ホワイトモカ」をセブン-イレブン限定で発売している。
特徴のあるモカコーヒーの味はそのままで、たっぷりのミルクでまろやかに仕上げている。このドリンクの甘さのポイントはホワイトチョコレートフレーバーにある。モカのコクやミルクの柔らかさの根底にホワイトチョコレートの味が流れているので、飲んでいてずっと感じ続けられるのが楽しい。甘いものからスパイスの効いた食べ物まで、なんでも包み込みそうなフレーバーだ。

続いてフレッシュメントドリンク「スターバックス ME MOMENT™」より「トロピカル ツイスト」もセブン‐イレブンで発売している。
最初は何のジュースなのかと思ったのだが、ハイビスカスティーにアップルとピーチの果汁、スイカやマンゴスチンの香り、さらにグアバの風味を重ねたトロピカルドリンクだ。アップルよりもピーチが若干強く感じ、たの果汁やフレーバーは全体の調和をはかるように加えられている。甘くさわやかなドリンクで、トロピカルな柑橘系の酸味も相まってぐいぐいいけてしまう。思いっきり暑い外で一気に飲んでしまいたいくらいだ。

同サンシャイン ライムは、ブラックティーにレモンと白ぶどうの果汁を加え、ライムフレーバーを軸に、オレンジの華やかな香りを重ねた。全体として柑橘系のさわやかさと白ぶどうの味わいが重なっている。自身の経験だと、タイで飲んだライムティーをもっとフルーティーに振ったような感じだった。暑い夜のお風呂上りにこれで整えたい。

最後にチルドカップシリーズより「スターバックス ジョイフルマンゴーアールグレイティーラテ」だ。さわやかなマンゴー果汁を、フレッシュな味わいのミルクを使用した香り高いアールグレイティーラテと合わせた。飲んだ感じは限りなくマンゴー牛乳に近いほどミルク感が強く、ぜいたくなティーラテだと感じた。それも東南アジアで食べるマンゴーではなく、日本で発売されている完熟マンゴー系の味だ。ドリンク自体の味が濃いので、少しずつ仕事やスマホやPCをしながらの「ながら」飲みが合いそうな気がした。
季節のドリンクは多く出ているが、スタバファンにはたまらない季節のドリンクを、旬の時期に思いっきり楽しんでみてはいかがだろうか。
※写真はすべて記者撮影