転職をして3ヶ月。新しい会社のカルチャーも分かり、自分の仕事もある程度一人でできるようになってきた今日この頃ですが、仕事で無茶振りをされることも増えてきました。自分のペースを乱され、業務も増えるので正直言って面倒なことではありますが、考え方を変えると意欲的に仕事に取り組むことが出来ます。
能力を量る試験だと考える
自分自身仕事が出来ると思っていても、それを決めるのは一緒に働く同僚や上司です。そんな同僚や上司から、業務外の仕事を振られた場合、どのような対応をするのがベストなのでしょうか。
時間に余裕があれば、言われたとおりにやるというのがベストでしょう。しかし、仕事は常に変わりゆくもの。夜8時まで打ち合わせをして、そのまま誘われて飲みにいったものの、翌朝定時までに打ち合わせ内容を議事録にまとめろなんてこともあります(体験談)。
面倒くさい、なぜ自分がやらなければいけないのか、といったネガティブな感情が生まれることもあります。ですが、仕事がデキる人間だということをアピールするチャンスでもあります。
短時間での仕事への対応力や、臨機応変に動けるかどうか、成果物のクオリティを見られる試験だと思うと、仕事に対する取り組み方も変わりますし、何より結果を出すために力を発揮することが出来ます。
適宜相談をする
クライアントへ提出する資料の作成や、プレゼン準備など仕事にはさまざまな業務があります。自分が受け持つ仕事は自分自身でやるのは当然ですが、ひとりよがりになって方向性を間違ってしまうと会社に大損害を与えてしまいかねません。そういった間違いを防ぐためにも、適宜先輩や上司に相談するようにしましょう。
●分からないことがあれば必ず聞く
分からないことをそのままに仕事を進めると、ミスが起こる可能性が高まります。不明点は絶対に聞くようにしましょう。その際、メモを取り同じ質問を繰り返さないようにすることを心がけましょう。
●進行状況を適宜報告する
進めている案件の進行状況や懸念点を適宜報告するようにしましょう。方向性が正しいのかを判断してもらうのはもちろん、新しいアイディアを与えてくれることもあります。
●信頼関係を構築する
先輩や上司に一目置いてもらえるようになるには、仕事が出来るところをアピールすることです。一緒に案件に取り組むことは、仕事の出来具合をアピールするチャンスです。自分の考えを伝えながら、先輩や上司に大事な局面で頼ることで、信頼関係を構築することが出来るでしょう。
会社という組織に属している以上、上司から評価される側であることは変わりません。どんなに仕事がデキても、一人きりで仕事を進めるのはほとんど不可能ですし、自分勝手なやつだと判断されてしまいかねません。
また、業務外の仕事を頼まれ「それは私の仕事ではありません」と断るのは簡単です。しかし信用は著しく落ちます。1度落ちた信用は、その後も根を張り続けなかなか回復しません。信用を落とすくらいなら「新しい仕事を覚えるチャンス!」と視点を変えて仕事をした方が、結果的には周囲からの評価も高まります。
与えられた仕事のほんのちょっと先までやってみる、周囲を巻き込んで仕事をする。仕事に取り組む際に、こういったことを心掛けるだけで、格段に評価は高まります。疲れない程度に業務に取り組み、適切なタイミングで社内営業をして、愛され社員を目指しましょう。