
世の中、ニュースは日々発生し、本当は政治のニュースに着目すべきなんですけど、芸能人の話題、特に不祥事をマスコミは追跡し、週刊誌の売上が伸びると言う、週刊誌側にとり芸能人のニュースはイヤな言い方ですが”稼ぎ時”なのでしょう。
さて、わずか3日前の4月8日、広末涼子容疑者が逮捕されました。当初『自称 広末涼子』と報道されていたので、変わった女性が自分を広末涼子と名乗っているのだろうと思っていたら、実際、広末涼子自身で、”ヒロスエブーム”で一世を風靡した女優は、交通事故を起こし搬送された静岡県内の病院で看護師にけがをさせたとして逮捕されたとは驚きましたね。
まぁ、以前からなんやかんやで問題を起こし、その都度マスコミに追われて、ただ、それでもそれらのスキャンダルから立ち直る強運さはあったものの、やはり当時は大手の事務所に所属し、その事務所の筆頭女優だったので圧倒的な後ろ盾の効果があったのだと思います。
今の芸能界はコンプライアンスが強化されていますので、芸能人の破天荒はもう受け入れられない風潮にあります。
コンプライアンス(英語: compliance)とは、元来は英語で「要求や命令などに従うこと」を正式な文書で記載するための単語である。日本語では「遵守」などの意味を持ち、次のような意味で用いられる
広末涼子容疑者って、おそらく一般社会では生きていけないタイプなのかもしれません。特殊な芸能界でこれなのですから、彼女の生きる道は、何度ものスキャンダルから返り咲いた芸能界しかないでしょうし、ご本人もこの世界しか知らないのですから…
15歳から芸能界に身を置き人気者になり、自分が動かなくても周りが全部お膳立てしてくれ、仕事に困ることもなく、私生活でも自由奔放に生きて、わがままが聞き入れられていた結果だと思うのですね。それでずっと進んで行くことが出来れば超ラッキーでしょうが、事務所も独立し経費を抑えたい懐事情もあったのでしょう、女優自ら奈良県での撮影を終えてハンドルを握り帰京中に交通事故を起こすとは…
当然、広末容疑者の起こした事故で彼女が悪いのですが、それでも一般人の交通事故の記事扱いより大々的に扱われるのは必須。芸能人はチヤホヤされるけど、不祥事を起こした際の跳ね返りはキツイです。
交通事故だけでもスキャンダラスなのに、『交通事故を起こして搬送された静岡県内の病院で看護師にけがをさせたとして逮捕』とここまでくると開いた口が塞がりません。逮捕までされるというのは、それなりの異常行動が見受けられたからで、広末涼子容疑者の女・破天荒振りはホンモノなのだと納得してしまいました。
人生にツケはまわってきます。良い行いをすれば良い結果が、また、悪い行いには悪い結果が。広末涼子容疑者はスイスイ人生が普通で、周りに守られていた意識が欠如していたのでしょうね。それに年と共に人間は多少なりとも成長していくものですが、この方はその意識が低かったのかもしれません。
広末涼子容疑者の出身地、高知に行ったことがありまして驚いたのは駅前に何もないことなのです。商業ビルも高層ビルも繁華街もなく、少し歩いた先に商店街を見つけ、観光名所の朱色の『はりまや橋』があまりにも短い実物に興ざめしたことがありましたが、あの、素朴な高知から上京し、15歳から約30年も芸能界に生き延びて、それはそれで凄いことではありますが、一般道路や病院は芸能界外の場所なので、芸能人パワーは通用しません。
これから先3人のお子さんを抱えてどうなっていくのでしょう? ただ、これからも仕事のオファーはあるでしょうし、収入を得る手立てもあるでしょうが、ここらで心機一転してもう 『No more 破天荒』の姿勢を見せないと、芸能界からもソッポを向かれるかもしれません。