コンブなどの海藻が、緑豊かにうっそうと広がる「海の森」。様々な魚たちが暮らし、地球上で最も豊かな生態系を育む、特別な場所。しかし今、その海の森が根こそぎ死滅し、「海の砂漠」と化してしまう怪現象が相次いでいる。
この現象を「磯焼け」という。「磯焼け」は海中に海藻が減少し、海藻を餌とする生物の減少し、生態系全体に波及し、漁獲量も激減する状態を指す。この原因は何だろう?
これまで考えられた原因としては、ウニや小型巻貝類などの植食動物による食害、サンゴモの優占、都市や農村から流入する河川などからの環境ホルモンによる汚染、森林伐採による貧栄養化や、地球温暖化による海水温の上昇などが指摘されてきた。
これまで、そのメカニズムは大きな謎とされてきたが、ついにその主犯格が判明した。それは「ウニ」と「サンゴモ」のチームプレーによるものだった。あるきっかけで、ウニは爆発的に増えて、あっというまに海の森を食い尽くしていたのだ。そのきっかけとは何だろうか?
参考 サイエンスZERO:海の森が消える?海の砂漠化の謎 東北大学:水圏植物生態学
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