英国王室ウィリアム王子とキャサリン妃の第1子の男児誕生を祝い・・・
世界の大富豪と呼ばれている者たちは、決して表舞台には出てこない。
影で暗躍し、この世を牛耳っているのである。それは、常に徹底していて、あたかも存在自体がおぼろげになるが、彼らは歴然としている。いまでも確実に存在しているのである。
世界の大富豪、二枚看板として、ロスチャイルドとロックフェラーは外せない。
ロックフェラーはアメリカの石油王として、あまりに有名である。
ロスチャイルドは、言わずと知れたヨーロッパの大富豪である。ドイツ語的には、ロートシルト(赤い楯)である。紋章には、五本の矢(ファイブアローズ)が刻まれている。ユダヤ人であるロスチャイルドは、金融業が母体になっている。
彼らは中世から近代に掛け、ヨーロッパを縦横無尽に職域を拡げ、その支配下は全世界に及ぶ。ボーダーレス、グローバルという言葉がない頃から、既に実践していた。現在分かっている支配範囲を記す。
[ロスチャイルド家の保有企業]
フィリップ・モリス:従業員16万人を誇るアメリカ最大のタバコメーカー
ローマ・プーラン:世界140カ国に展開するフランス最大の総合科学・製薬メーカー
B・P(ブリティッシュ・ペトロリアム):国際石油メジャーことセブンシスターズのひとつ
ロイヤルダッチシェル:これも国際石油メジャーのひとつ
デビアス:南アフリカにある鉱物会社。「ダイヤモンドは永遠の輝き」のキャッチフレーズの下、ダイヤモンド市場を独占
リオ・チント・ジンク:傘下に多くの鉱物会社をもつ。国際的なウランカルテルを形成。原子力は影で彼らが推進したといっても過言ではない。
上記6社は今もロスチャイルドの傘下にある多国籍企業である。
他にも、ニューヨークタイムズ(新聞)、ザ・サン(新聞)、ロイター通信(通信社)、AP(通信社)、アメリカ三大ネットワーク(ABC、NBC、CBS)、ロイズ(ロイド)保険、ビッカース(兵器)、ダッソー(兵器)、アームストロング(兵器)、シュットーデル(兵器)、ミノルコ(金属)、ネッスル(コーヒー)
ユニリーバ(食品)、ブルックボンド(紅茶)、モンド・ニッケル、モンド社(アルカリ)、フランス銀行、イングランド銀行、パリ国立銀行、スエズ金融、香港上海銀行、ウェストミンスター銀行、ルイ・ドレフェス商会、サロモン・ブラザーズ、レーマン・ブラザーズ、カナダロイヤル銀行、アラブ投資銀行、モントリオール銀行、ジェネラル銀行、ブリュッセル・ランベール、ウェストバンク・・・などもロスチャイルド系の大企業である。
銀行、保険、軍事兵器、鉱物、石油、運輸、食品、新聞、TVネットワークをおさえている。
世界的に大不況にまで飛び火した、リーマンショックを起こした、リーマンブラザースも傘下に置いているのだ。
経済の中心である金融業の最たる銀行を掌握し、エネルギー産業の石油・鉱物から、それを運ぶ運輸業、最も利益率が高い軍事兵器、不測の事態に対応する保険業、あらゆる声を黙らせるマスコミと、もう至れり尽くせりである。
大富豪と言われる彼らは、今でも隠然たる支配力と影響力は、衰えることを知らず、この地球は彼らのために回っていると言ってもいい。世の中の原理を最もよく理解していて、世界政治をも、望みどおりにリードする力を持っているということである。
彼らの特徴は何かというと、世界中に網の目を張って、常に利潤の追求をできることである。あちらで損をしても、こちらでそれを補填してあまりある利益を得るという仕組みを作っていることだ。
富豪として有名なマイクロソフトのビル・ゲイツの正味資産は、60億ドル(60US$billion)と言われるが、彼らの足元にも及ばないとは言い過ぎだとしても、最下段の末席に顔を覗かせることが許される位だろう。
第二の特徴として、一度掴んだ富は手放さないということである。徹底した帝王学の伝承と、有力富豪同士で姻戚を結び、更に富は拡大する。
血はなによりも濃いというのを地で実践するのである。
故に、莫大な遺産は相続を繰り返し、地球全人口のほんの一握りが世界の富の大半を牛耳ることになるのである。
ロスチャイルドは、英国王室にも少なからず関係がある。Sirの称号を得ているものは数知れず。
大富豪の存在は、実しやかに囁かれるイルミナティやフリーメイソン、シオン修道会などの存在を証明する位、巨大な城塞内部に隠れているので難しいのだが、確実にいることは間違いない・・・