
今月16日から全国の吉野家で期間限定販売されている限定カレー『牛魯珈カレー』『肉だく牛魯珈カレー』が話題です。

こちらは新宿にあるカレーの超人気店『SPICY CURRY 魯珈(ろか)』と吉野家のコラボメニュー。『SPICY CURRY 魯珈』が監修したカレーの上に吉野家の牛肉が乗るという夢のようなカレーライスとなっています。
販売期間は4月末までを予定とのことなのでまだまだ余裕はありそうけど、これは一刻も早く食べておかないと!
実際に『SPICY CURRY 魯珈』を食べてみた

というわけで急いで近所の吉野家に出向き、まずは肉が並盛の『牛魯珈カレー』を注文。販売価格は税込729円なり! ちなみにこれはもちろん自腹。一切の忖度なしで正直な感想を書かせていただきます!

スパイスがバッチバチに香ってくるぞ!

すると目の前に現れたのはいつもの吉野家のカレギュウとは明らかに別モノのカレーライス。よく見たら見た目も違うけど、何より違うのはその香り。この時点で漂ってくるスパイスの猛烈な存在感!


そのカレールウを口に運んでみると、サラリとしているのに濃厚で、口の中でスパイスが弾けまくり! なんじゃこりゃあ!
『SPICY CURRY 魯珈』はハウス食品からレトルトカレーも出ていて、全体的な雰囲気はそれにそっくり。トマトの酸味やオニオンの旨味を舞台にしたカレーの中でさまざまなスパイスが自由自在に踊っている感じなんだけど、この『牛魯珈カレー』はそのスパイスの息吹まで聞こえてくるかのよう。スパイスの存在感がリアル。クローブ、カルダモン、シナモンたちがみんな元気いっぱいでイキイキしてる!
いやあ、これはちょっと凄いなあ。全国の牛丼屋で食べるような次元のカレーじゃないよ!
牛肉もご飯もスパイスに負けてる感は否めない

ただ、この『牛魯珈カレー』の組み合わせが吉野家と『SPICY CURRY 魯珈』のコラボの答えかというと、もうちょっと歩み寄れそうな気がしないでもないんです。というのも、カレーのスパイスのパワーが凄すぎちゃって、牛肉もご飯も完全に負けちゃってるんですよね。
スプーンに乗せるときの配分で、牛肉やタマネギを乗せたときにカレーが多くなっちゃうと、もはや感じられるのはスパイスのパワーのみ。牛肉を乗せるときは意識的にカレーを少なめに乗せるとバランスが整う気がしました。
そう考えるときっと牛肉並盛の『牛魯珈カレー』よりも、牛肉が大盛りの『肉だく牛魯珈カレー』のほうがベストバランスな予感。なんなら牛肉をつゆだくで注文するくらいのほうが牛の存在感も引き立っていいのかも。
とまあ、これはあくまでも個人の感想ですので、カレーのスパイス感が猛烈ということを念頭に置いたうえで、皆さんのお好きなバランスを探りつつ食べてみてほしいですね。ごちそうさまでした〜!