以前、九大学研都市の裏道を歩いていた時に、ふと目に留まった「frutta(フルッタ)」。
暖簾が下がる趣深い店構えに、思わず引き寄せられました。
実はこのお店、フルーツタルトの専門店。どうしても甘いものが欲しくなった午後、ついに訪問してみました。
▲ついつい目をひく店構え。九大学研都市近くの大通りから少し入った住宅街に佇んでいます。
車庫をリノベーションして作られた店舗は、建築好きもつい見入ってしまうデザインです。なんでも、九州大学の建築学部の学生も見学に訪れることがあるのだとか。
▲ガラス張りの入り口が目をひくナチュラルな雰囲気の明るい店内。
▲この窓越しのカウンター席、最高じゃないですか? 窓の向こうの景色を眺めながら、のんびり過ごせる特等席になっています。
宝石のようなフルーツタルトに心躍るショーケース
店内に入ると、まず目に飛び込んでくるのがショーケースいっぱいに並んだ色鮮やかなタルトたちです。まるで宝石。
▲この日は9種類のタルトがお出迎え。
旬にこだわった果物を使っているため、殆どのタルトが季節限定。入荷した果物の在庫がなくなったら来シーズンのお楽しみだそうです。
季節ごとに違う種類のタルトと出会えるので、自然とリピートしてしまいそう。
この日のおすすめは、この季節しか手に入らない愛媛県オリジナルブランドの紅まどんなを使った「紅まどんなのタルト」。
さらに、もうすぐ終了の「和栗のタルト」やもうすぐクリスマスということで「いちごのサンタルト」なんてものもありました。
▲紅まどんなのタルト。
▲和栗のタルト。
▲いちごのサンタルト。
テイクアウトとイートインのどちらもできるそうですが、せっかくなのでイートインでこの空間を楽しみながらいただくことに。
トパーズのように美しい、紅まどんなの果汁に溺れるタルト
散々迷った末、「今しかない」の言葉に惹かれ、紅まどんなのタルトをチョイス。コーヒーとセットでいただきます。
▲紅まどんなとコーヒーのセット。黒いお皿に鮮やかなオレンジ色のタルトが映えています。
みずみずしさが特徴の紅まどんなは、あふれんばかりの果汁が輝いています。
さっぱりとした味と爽やかな苦味が、飾らない甘さのタルト生地と相性抜群です。
▲見てください、果汁が輝いています。
▲甘さ控えめな生クリームと一緒にいただくとより濃厚な印象に。
洋梨とアールグレイのタルトは日常をエレガントに変える味わい
あまりにも紅まどんなのタルトが美味しかったので、迷っていた「洋梨とアールグレイのタルト」をお土産に購入。
▲洋梨とアールグレイのタルト。どちらも筆者の大好物です。
本日2個目のタルトはお家で食後のデザートにいただきます。
▲薄くスライスされた洋梨が、アールグレイを混ぜ込んだ生クリームの上に何層にも重なっています。
▲洋梨を何枚も一度に口に頬張るなんて幸せ。
洋梨の優しい甘さとアールグレイの香りがふわりと広がり、上品な味わいが楽しめます。普段通りの夜も、このタルトがあればたちまちエレガントな夜になりそうです。
タルト生地は全商品共通だそうですが、このタルトでは甘さがより強く感じられ、果物の種類によってこんなにも変わるのかとびっくりです。
思わず、全種類食べてみたくなってしまうfruttaさんのフルーツタルト。
タルトのラインアップは随時公式Instagramにアップされるので、気になったタルトがあれば、ぜひ足を運んでみてください!
▲タルト以外に焼き菓子もあったり。ギフトセットも作れるので、ちょっとしたお土産を買う時にも使いやすそうです。
▲frutta(フルッタ)のインスタグラムはこちら。
〒819-0375
福岡県福岡市西区北原2丁目12-8 「frutta(フルッタ)」
営業時間:11:00〜18:00(不定休・売り切れ次第終了)