渡邉美穂&冨田菜々風インタビュー「アイドルは人生を変えてくれた存在」「やりたいことを思い出させてくれる作品に」 W主演作『ラブライブ!スクールアイドルミュージカル the DRAMA』

  by ときたたかし  Tags :  

夢に向かって奮闘する女子高生10人の青春学園ドラマ『ラブライブ!スクールアイドルミュージカル the DRAMA』が、2024年11月21日(木)より、MBSドラマフィル枠にて放送スタートしました。

本作は、「みんなで叶える物語」をテーマに、女子高校生が学校で活動するアイドル“スクールアイドル”を通して夢を叶えていく姿を描くプロジェクト「ラブライブ!シリーズ」の、シリーズ初となるドラマです。

2022年より上演されている完全オリジナルストーリーの「ラブライブ!シリーズ」新作ミュージカル「スクールアイドルミュージカル」をベースにした、ファン待望の実写ドラマ化でもあります。

対立する2校の理事長の娘である2人の女子高校生が出会うことで、彼女たちを取り巻く小さな世界に大きな変化が。椿ルリカ役の渡邉美穂さん、滝沢アンズ役の≠ME冨田菜々風さんにお話を聞きました。

●まず出演が決まった時の心境はいかがでしたか?

渡邉:まさかドラマ化されるとは思ってもいなかったので驚いたことと、どういう風に映像化されるのかドキドキしました。椿ルリカちゃんをどう演じようかなど、いろいろなことも想いました。「スクールアイドルミュージカル」は観劇もしていたので、ご縁も感じました!

冨田:わたしもドラマ化には驚きました! わたしはグループに所属していますが、その環境とは違う新しいみなさんとの出会いが待っているわくわく感や、この物語をみなさんとどのように作って行けるかという楽しみでいっぱいでした!

●脚本を読まれた感想はいかがでしたか?

渡邉:真っ直ぐな気持ちを持った子たちがたくさん出て来るなと思いました。わたしが演じる椿ルリカちゃんは、アイドル部を作りたい、アイドルになりたいという一心で、その彼女の一生懸命さ、真っ直ぐな気持ちが胸に刺さったので、素敵な役に出会えたことをうれしく思いました。

冨田:スクールアイドルならではのきらめきをすごく感じました。その中でもみんなと乗り越えていく素晴らしさ、みんながひとつのことに向かっていろいろなことを試行錯誤して、いろいろな気持ちに向き合って変わっていく姿にわたしも心動かされました。この作品は、たくさんの方に響く作品だなと思います。

渡邉:みんな何かを成し遂げるには一筋縄にはいかなくて、メンバーもたくさんいるなか、それぞれが悩みを抱え、事情もあるなか、人間らしいところも描かれていたので、それはきっとドラマをこれから観てくださるみなさんにもたくさん刺さることがあるように思えたので、ひとつひとつのシーンを大切に作り上げていかないといけないと思いました。

●演じられた椿ルリカ、滝沢アンズに似ているなと思うところは?

渡邉:自分でも陽気だなと思うくらい明るいので、そういう部分は似ていると思います。自分の中にも椿ルリカちゃんと通じる部分があると最初から感じていましたし、わたしもやりたいことがあるとすぐ行動するタイプなので、そういうところも椿ルリカちゃんと一緒だなと思いました。

冨田:滝沢アンズちゃんは、グループに所属している自分と近しいものを感じています。アンズちゃんはみんなのために一生懸命頑張れる子。自分よりもみんなが優先という責任感や強い意志を持っていて、わたし自身も自分で言うのは恥ずかしいのですが、自分よりもみんなのために頑張りたいという思いが強いので、似ているなと思うところがいくつかありました。

●ドラマを待っているファンの方にメッセージをお願いいたします。

渡邉:このドラマをご覧になるみなさんにとって、青春っていいな、仲間とともにひとつのことを目指して頑張ることは素敵なことだなと、改めて感じられる作品になっていると思います。アイドルは自分の人生を変えてくれた存在だったので、わたし自身もこの作品を通して、ルリカちゃんを通して、目標や夢を持つことはとても素敵なことだなと、改めて勇気と元気をもらえたので、ぜひみなさんにも感じてほしいです!

冨田:この作品を通して、わたし自身も素敵なメンバーや仲間、自分自身の気持ちにも出会うことが出来たので、これから観てくださるみなさん自身もこの作品が素敵な出会いのきっかけになったらうれしいです。好きなことややりたいことが分からなくなる時もあると思いますが、この作品がみなさんに寄り添い、きっと大切なことを思い出させてくれるものになるのではないかと思っています。ぜひご覧ください!

■公式サイト:https://www.mbs.jp/sim_LoveLive/ [リンク]

■ストーリー

大阪・滝桜女学院高校アイドル部でセンターを務めるアンズ(冨田菜々風)は、部長のミスズ(安本彩花)、トア(仲村悠菜)、レナ(里菜)、サヤカ(山本愛梨)とメジャーデビューを控え日々練習に励んでいた。

一方、アンズに憧れる兵庫の進学校・椿咲花女子高校のルリカ(渡邉美穂)は、学業に集中することが出来ず、成績が落ち込んでしまう。そんなルリカを心配する幼馴染のユズハ(浅井七海)やユキノ(杏ジュリア)、ヒカル(山内瑞葵)、マーヤ(由良朱合)たち。そんな中、アンズにはある悩みがあって…。

(C)「スクールアイドルミュージカル the DRAMA」製作委員会

ときたたかし

映画とディズニー・パークスが専門のフリーライター。「映画生活(現:ぴあ映画生活)」の初代編集長を経て、現在は年間延べ250人ほどの俳優・監督へのインタビューと、世界のディズニーリゾートを追いかける日々。主な出演作として故・水野晴郎氏がライフワークとしていた反戦娯楽作『シベリア超特急5』(05)(本人役、“大滝功”名義でクレジット)、『トランスフォーマー/リベンジ』(09)(特典映像「ベイさんとの1日」)など。instagram→@takashi.tokita_tokyo