ある恒星のハビタブルゾーンに、3つのスーパーアースが見つかった。同一の惑星系のハビタブルゾーンにこれほど多くの惑星が見つかったのは初めてだ。
さそり座の方向22光年彼方にある6等星のグリーゼ667Cには3つの惑星が存在し、そのうち1つがハビタブルゾーン(中心星からの距離が液体の水の存在にちょうどよい範囲)にあるということがこれまでの研究でわかっていた。
独ゲッティンゲン大学のGuillem Anglada-Escudéさんらは、さらに他の惑星がないか探してみた。研究では、米ハワイのケック天文台、チリのラスカンパナス天文台、同じくチリのラシーヤ天文台の望遠鏡を用いて、新たな観測とともに過去の観測データの再検証も行った。
その結果、グリーゼ667Cのハビタブルゾーンに3つのスーパーアース(地球質量の数倍~十数倍程度の系外惑星)があることがわかった。同一の星のハビタブルゾーンにこれほど多くの惑星が見つかるのは初めてだ。さらにこの惑星系には最大で7つの惑星が存在する可能性があるという。
アイラブサイエンス:12光年先くじら座タウ星のハビタブルゾーンに第2の地球発見
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