博多ラーメン店・でぶちゃん店主がラーメン官僚に「お会いしてポジティブにお話し出来る事を願っております」

ラーメンマニアとして知られ、たくさんのファンがいるラーメン官僚さん。日々、おいしいラーメン求めて食べ歩き、その感想をインターネット上で報告。多くの人たちがラーメン官僚さんの情報を参考にしている。

その彼がニュースサイト『ENTAME next』に書いた「豚骨ラーメンは誰が作っても出来上がりがあまり変わらない」という一文に対し、人気ラーメン店「博多ラーメン でぶちゃん 高田馬場本店」(東京都新宿区高田馬場2-13-6)の店主・甲斐康太シェフが反応。「これはまじでよくないすよ」「これ改めませんか? 本気で言ってますか?」「最低だ」と苦言を呈した。

<ラーメン官僚さんの記事 / 一部引用>

「まずは千葉県市原市の『ラーメン濱野家』。こちらは「家系ラーメン」を手掛けるお店ですが、「豚骨ラーメンは、誰が作っても出来上がりがあまり変わらない」と言われる中、他店から頭ひとつ抜きん出た1杯を創っています」(ENTAME nextより引用)

<でぶちゃん甲斐康太シェフのXツイート>

「よくない。これはまじでよくないすよ。@kazutan0264 失礼すぎる。豚骨ラーメンは誰が作っても出来上がりがあまり変わらないと言われる中と書いてますが かずあっきぃさん これ改めませんか? 本気で言ってますか?? 思ってるから出てくる言葉ですよね。残念です。最低だ」

「食べ手と作り手はリスペクトし合うことが大切。超えてはならない線がある。@kazutan0264 官僚の発言は完全に立場を越権してますよ。勉強不足にも程がある。これから先の未来のラーメン職人の為にならない。知らないなら語らない方がいい」


<ラーメン官僚さんのXツイート>

「ありがとうございます。先程気が付きました。遡ると数日前に火がついていたようですね。「あまり」変わらないと書くことで「出来が良いものもある」という意味を持たせた(でないと豚骨の優良店自体が存在しないことになる)のですが。誤解を生みましたので、該当部分を削除します。申し訳ございません」


<でぶちゃん甲斐康太シェフのXツイート>

「相当無理がある…「そう言われている。」とありましたが そこは撤回しないんですよね? 誰が言ってるんですか? 官僚の感覚を世論のように書いてしまったのではないですか? 現時点では官僚はその世論の上でいい店もある。と発信している事になりますよ。ようするに「誰が作っても出来上がりはあまり変わらない」と思ってる人間なんですよ。貴方は」

<ラーメン官僚さんのXツイート>

「確かに。仰るとおり、「言われている」でも、あたかもそれが世論であるかのように受け止められてしまいますからね。豚骨は余程創意工夫を凝らし、研究を重ねなければ差別化する味を創り出すのが難しい、という意味合いで申し上げておりました。当方のミスです。申し訳ありませんでした」

ラーメン官僚さんが記事を修正

現在、『ENTAME next』に掲載されていたラーメン官僚さんの記事は、当該部分が削除され、修正されている。その後、甲斐康太シェフが新たにコメントを公開。ラーメン官僚さんに対して歩み寄りともとれる発言をした。

<でぶちゃん甲斐康太シェフのXツイート>

「官僚 お互い共通の知り合いも多いですし そもそも私は貴方に敵対心はないです。ご存知ないかも知れませんが 官僚の番組コーナーでお世話になった過去もあります。ただ、おかしい事はおかしい。そうお伝えしただけ。これは仲間内でも私はそうしてます。私に言ってくれる仲間もいます。いつかお会いして ポジティブにお話し出来る事を願っております。私は豚骨ラーメンの地位向上に取り組みます。タイミングあれば私のワークショップにもお越しください。どれだけ豚骨ラーメンが難しいか 丁寧にお伝えします」

甲斐康太シェフ「ポジティブにお話し出来る事を願っております」

ラーメン官僚さんに対して「いつかお会いして ポジティブにお話し出来る事を願っております」と語る甲斐康太シェフ。発言内容で物議をかもした今回の件だが、そのことにより、ラーメンに対する知識が深まる展開になるかもしれない。

「雨降って地固まる」な展開になることを願うばかりだ。


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