ニュースメディア「Smart FLASH」が、JR中央線のグリーン車無料開放の記事を掲載。記事には、Xに投稿された複数の一般人の批判的な声を引き合いに出し、問題提起した。
グリーン車を無料開放に乗客殺到「もうね、アホかと。馬鹿かと」
記事によると、グリーン車を無料開放したところ、多くの乗客が殺到したようで、それに対して「もうね、アホかと。馬鹿かと」「くそ混んでる」などの声が出ていたという。
「もうね、アホかと。馬鹿かと」はインターネットミーム
しかし、「もうね、アホかと。馬鹿かと」はインターネットミームであり、批判や怒りというよりは、ネタとして投稿されている可能性がある。にもかかわらず、「Smart FLASH」はそのツイートを真面目に受け取って問題提起。そんな流れに対して、ニコニコ動画の代表として知られる「くりたしげたか」さんは以下のように苦言を呈している。
<くりたしげたかさんのXツイート>
「メディアのネットニュース担当者はネットミーム講習を受けた方がいいと思う 情弱(死語)だと思われるわよ」
「お前らな」中央線「グリーン車無料開放」めぐり“見物客”に大ブーイング…JR広報に“対応”を直撃#SmartFLASH #JR中央線 #JR東日本 #SNS #鉄道マニアhttps://t.co/Lv2mgcEhso
— SmartFLASH (@info_smafla) October 15, 2024
メディアのネットニュース担当者はネットミーム講習を受けた方がいいと思う
情弱(死語)だと思われるわよ https://t.co/eriC3T6Wgk— くりたしげたか(Re:turn)🌰ニコニコ代表の人 (@sigekun) October 17, 2024
ネタやインターネットミームであることを見抜けないと「ネタにマジレス」状態
インターネット掲示板『2ちゃんねる』創設者・ひろゆきさんはかつて「嘘は嘘であると見抜ける人でないと(掲示板を使うのは)難しい」と語り、その言葉は20年以上経った今でも通用するものとなっている。
それと同じく、書き込みがネタやインターネットミームであることを見抜けないと「ネタにマジレス」状態になってしまい、出来事の本質を伝えることは難しくなってしまうのではないだろうか。
※記事画像は『2ch全AAイラスト化計画』(まそ先生)より