『俺らからとった金返せ!!』
上の一説は、2000年代初頭の名曲
DJ HASEBE feat. zeebra mumm-dの『MASTERMIND』の一節。
しかし、ここ数か月の負けこみ方は、「死にたくなる病」並みにひどい方もいらっしゃると思います。
私は、バイオ株関連で利益確定のタイミングを間違え、大損をこきました。
高値安定してしまうと、個人投資家にとっては厳しい戦いが続きます。
しかし、そこで、ふと思いました。
「俺の金、どこにいったんだろう?」
競馬やパチンコなら元締めがいるから、そこに流入していっているのは分かるんですが、別に東京証券取引所が元締めしているわけでもないので、米騒動のように突っ込んでいくわけにもいきません。
ふと冷静になると、自分が負けた分は、誰かの懐に入っているわけです。そして、多くの場合、それは証券会社やファンドにいるいわゆる「機関投資家」の手元に入っているのでしょう。
とはいっても、リーマンショック以降、投資会社からいい話が出てきたためしはありません。それもそのはず、機関投資家は数字の上で金を稼いでいるだけで、本当に現金をがっぽりともってるわけではないんですから。
そしてら、俺の金はどこへ行ったんだろう。
あんまり、掘り下げるとユダヤの陰謀論に近くなりそうな気がしますが、
ユダヤ人とは限らずとも、この世界の金融市場の元締めのところに、俺のなけなしの貯金もいったのかなぁ。
それでも、一発逆転を狙って、今日も株式市場へエントリーする。
『俺らからとった金を返せ!』
今日も、どこかでなけなしの資産が宙を舞っていきます。