人気漫画家・吉田戦車先生が、ファンタジー世界を舞台としたアニメ作品に対して言及。それらの作品にハマり、安らぎを感じるのは、「税金や年金と無縁に見える」からだという。
その世界が「税金や年金と無縁に見える」から安らぐ
確かに『葬送のフリーレン』も『ダンジョン飯』も『ドラゴンクエスト』シリーズも、それなりに厳しい世界ではあるものの、住民税、健康保険料、年金などとは無縁に思える。それらのことで悩まなくて済む世界をイメージしてみると、確かに「晴れ晴れとした気持ちになるかも」と思える。
<吉田戦車先生のXツイート>
「フリーレン2周して、今度は『ダンジョン飯』を見始めた。ドラクエ等にハマってた時の気持ちとも共通するんだけど、この手の世界が安らぐのは、税金や年金と無縁に見えるからじゃないかなー。冒険者組合に年間入漁料みたいなの払ったりしてるのかもしれないけど」
フリーレン2周して、今度は『ダンジョン飯』を見始めた。ドラクエ等にハマってた時の気持ちとも共通するんだけど、この手の世界が安らぐのは、税金や年金と無縁に見えるからじゃないかなー。冒険者組合に年間入漁料みたいなの払ったりしてるのかもしれないけど。
— 吉田戦車 (@yojizen) October 14, 2024
税収や年貢などが出てくる作品もあるが……
物語のなかには税収や年貢などが出てくる作品もあるが、だからといってそれは物語のエッセンスであり、その世界の住民すべてが苦しんでいるようには思えない。
異世界転生した先でも税金や年金を支払わなくてはならない!?
ちょっと想像してみたが、異世界転生した先でも税金や年金を支払わなくてはならないと考えると、ちょっと夢がない気がしてきた。税金も年金も大切で重要なものだが、物語のなかにはあまり欲しくない要素といえよう。
※記事画像はコミックス『葬送のフリーレン』12巻の表紙より引用