スターバックス・コーポレーションとサントリー食品インターナショナルは、ショート缶コーヒーの新シリーズ「スターバックス MY COFFEE TIME ブラック」と「スターバックス MY COFFEE TIME カフェラテ」を10月1日(火)から発売開始した。
同品は1杯のコーヒーを通して、まるでお気に入りのカフェにいるかのような心地よい「自分時間」の演出をコンセプトとした、ショート缶コーヒーの新シリーズだ。缶シリーズでいつでもどこでも気軽にスターバックスの味わいが楽しめる。
早速飲んでみたのでレビューする。
ブラックは非常にわかりやすい。開缶するとすぐにコーヒーの香りがするほどいれたての感覚なのだ。ホットではなく常温でこの香りなのだから、さぞや美味かろうと飲んでみた。
「ふくよかな」という言葉はこのためにあるのだろうと思えるほど、口に含んだ際の香りと、まだ舌で味わっていないのにコーヒーの苦みと渋みと酸味が程よく口全体で感じられる。そして、ブレンドコーヒーの品質がわかるほどの完全なコーヒーが入っているのはさすがだ。ショート缶ながら、少し口に含んで香りと味わいをかみしめ、ふくよかなアロマを楽しむためには時間がかかるので、量としてはちょうど良いのだ。
カフェラテは先に高品質なまろやかで甘いミルク感がたっぷりと舌に伝わるのがわかる。そしてブラックでも味わったしっかりとしたいれたてのコーヒーに包まれているのがじわっとやってくる。よって、ただ苦いだけではなくコーヒー本来のパンチの効いたブラックと、甘いミルクをコーヒーで包んだかのようなひと時を楽しめるカフェラテは、その特徴さえつかんでしまえば、確実に飲むシチュエーションを選択してくれる。
ちなみに容量は185gで希望小売価格は税込130円なので、特別に高いプレミアム缶コーヒーではない。すなわち毎日飲める缶コーヒーなのがおどろきであり、これが缶コーヒーなのかとうならせる要因にもなっている。スタバファンはもとより、普通に缶コーヒーを飲む方でも一度この品質を味わう価値はあるだろうと感じた。
※写真はすべて記者撮影