スクウェア・エニックスの最新ゲーム『HD-2D版ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』は、ファミリーコンピュータで発売された『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』のリメイク作品だ。
DQ3のルックスの件 / 堀井雄二さんが動画配信で言及
登場するキャラクターの女戦士のコスチュームの露出度が減り、さらに「ダサい」と感じている人が多くいるようで、インターネット上で物議を醸した。また、主人公や仲間キャラクターから性別という概念が消え「ルックス」という表現に変わった。
その件に関して、ドラゴンクエストシリーズの生みの親である堀井雄二さんが動画配信で言及。以下のコメントをしている。
<堀井雄二さんの動画内コメント>
堀井雄二さん「いろいろ規制もあってね。露出しちゃいけないとかね。あまり露出すると(対象)年齢が上がっちゃうっていうね。全年齢じゃなくなってしまう」
鳥嶋和彦さん「コンプラっていう、ある種の絶対神というべき、善の名を借りた悪みたいなのがある。全員が不快感を覚えないなんてことはないわけ。キレイ汚いとかさ、善悪って、人それぞれ感じ方があるわけじゃない。物事は、根っこにあるのは、絶対やっちゃいけないことはいくつかあるある。それさえやらなきゃあとはイイじゃない。それがないわけ。英米、欧米の方からきている、宗教的な概念からきている性教育の考え語ったアメリカにあるじゃない。彼らのコンプラの考え方って本当に狭い。むこうでコミックス出たときに、全部年齢で区切ってやらなきゃいけない。少年ジャンプの漫画だったら13歳以上じゃないと出せない。全部リテイク。訴訟が起きるそのために保険にも入らなきゃいけない。こんなバカな国とやるのは本当に面倒くさい。そこから日本も悪影響を受けてやっているから」
堀井雄二さん「主人公もね、男女選べるんだけど、男女選べるって書いちゃいけないの。タイプ1タイプ2なの。男女、いったい誰が文句言うんだろうね。わからない!」
しかも今日は、ドラクエウォークの5周年でもありました。5年たった今でも多くの皆さんに遊んでいただき、ユーザーの皆さん、そして開発、運営の皆さんに本当に感謝です。これからも、ドラクエシリーズをよろしくお願いしますね! https://t.co/jo2JB1CTjc
— 堀井雄二 (@YujiHorii) September 12, 2024
堀井雄二さん「いったい誰が文句言うんだろうね」
堀井雄二さんは「いったい誰が文句言うんだろうね」と語っていることから、自身がすすんでそのような仕様にしたわけではないようだ。
その人気は不動のもの『HD-2D版ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』
いろいろと話題が尽きない『HD-2D版ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』だが、その人気は不動のもの。発売まであと少し、期待しながら待ちたい。
※記事画像はスクウェア・エニックス公式サイトより引用