たこ焼き屋『たこば』が子供に10円でたこ焼きを売る→ 子供が100円で転売する→ 子供食堂中止に

おいしいたこ焼き屋として多くの人たちに愛されているたこ焼き屋『たこ焼たこば』(大阪府大阪市東淀川区大隅1-1-19)。わざわざ東京や遠方から訪れる客がいるほどの人気っぷりである。

子供だけ10円でたこ焼きが食べられる『たこ焼たこば』

その『たこ焼たこば』が、期間限定で子供にたこ焼きを10円で販売する「子供食堂」を開始。大人は定価だが、子供だけ10円でたこ焼きが食べられるということで、多くの子どもたちが駆け付けたようである。

10円で買ったたこ焼きを100円で転売! 一時的ではあるが子供食堂を中止

しかし問題が発生したようだ。なんと、10円で買ったたこ焼きを100円で転売している子供がいるというのだ。子どもたちのために優しい店主が開始した子供食堂だったが、予想しない方向から問題が発生。店主は「子供食堂は一旦、今日で中止させていただきます」「今日一日だけ考え直させて下さい」とツイートし、一時的ではあるが子供食堂を中止すると発表した。

<たこ焼たこばのXツイート>

「子供食堂を初めて1週間が経ちました。今までは1日しかした事がなかったので大きな問題はありませんでしたが、日が経つに連れて沢山の問題が出てきました。一番大きな問題は10円で買った、たこ焼きを友達に100円で転売している子がいる事が発覚しました。イジメの元になっていたとは思いませんでした。よって一旦、子供食堂を中止させていただきます。条件等を考え直して出来る限り近いうちに再開します。楽しみにされていた皆様 誠に申し訳ありません」

「小学3、4年生ぐらいかな?
毎日、子供食堂に来てくれてた ちょっとふっくらとした男の子が「オッチャン今まで安くしてくれてありがとうございました。」と言いに来てくれました。ちゃんと店の前で自転車から降りて 深々とおじきしながら 大きい声で伝えてくれました。こちらこそありがとうございました。オッチャン涙腺崩壊だわ…」





店主が心を痛めても仕方がない出来事

まさかたこ焼きが転売されるなんて……。「親が食べるために子どもに買いに行かせる」という無慈悲な展開はありえるかもしれないが、「子供が転売する」という展開は予想外すぎる。店主が心を痛めても仕方がない出来事といえよう。

子供を信じて子供食堂をやり続けるしかないのだろうか。とにかく今は、店主の心のダメージが少しでも癒えることを願ってやまない。

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