ドミノ・ピザ ジャパンは、人気商品「マイドミノ」を、2024年7月22日より、旅行や出張などのお出かけにも便利な「ちょうどいい」コンパクトサイズのお弁当「ピザBENTO(ベントウ)」へリニューアルした。リニューアルポイントは大きく3つで、毎日のお弁当の新しい選択肢にできるようにお手頃価格のお持ち帰り590円〜に設定。ピザをちょうどいい食べきりサイズにするとともに、好みに合わせてサイドメニューを1つまたは2つを選択可能に。500mlドリンクもしくは野菜ジュースが単品だと200円のところ割引価格150円でつけられる。ドリンクを合わせても1000円以下に。
夏休みシーズンで家族やグループでの帰省や旅行が多くなる時期だが、特に子供連れではマイカー事フェリーで運ぶというのが楽だ。そこで、記者が一人だが2泊3日の船旅の3食を本品だけで過ごしてみたのでレポートする。
2泊3日のフェリーは日本には多くない。そのうちの一つであるオーシャン東九フェリーで東京港から北九州市の新門司港までバイクで乗船した。最近はバイクにリアボックスやトランクをつけている方も多いので、あらかじめ自宅に3個の「弁当」とドリンクを配達してもらい、バイクのトランクに積んで港に向かう。
個室を予約していたので、自室に入るがここで2泊3日を過ごす。とはいえ1日目は19時発で、翌日に徳島港に入港、停泊後に出港して、3日目の早朝5時30分に新門司港に入港するダイヤなので、実際の食事は3食または4食でよい。船内で動き回ることはないので、3食でも十分だろう。
想定としては3食分を家族やグループで1回の食事に消費しても良いし、記者のように3回分の食事に消費しても良い。最近の個室は冷蔵庫が備えつけられているフェリーも多いので、今すぐ食べない分は冷蔵庫に入れておく。もちろんドリンクも冷蔵庫に直行だ。
今回の弁当はすべてサイドメニュー2つをつけている。6種類あるので3個の弁当に違う種類のサイドを付けて全種類食べることにした。出港後すぐに夕食として1食を食する。夜間航行なのでおとなしく部屋で食べることにした。
実はこのフェリーには乗客が自由に使用できる電子レンジが付いているので、持ち込みのお弁当を自由に温めて食べることは可能だ。そもそもレストランがなくすべての供食は冷凍食品の自販機なので、電子レンジだけは充実している。旅行シーズンはレストランがあるフェリーではかなり混雑するので、自室でアツアツのピザを食べるのは悪くない。1食分にはちょうど良い大きさだ。
翌日のブランチは昼間なので海を見ながら食べることが可能だ。さすがのドミノピザでも海上には配達してくれないので、自分で持ち込んだとはいえ、海を眺めながらのピザは絶品だ。
2日目の夕食で完食である。宅配ピザは作り立てのものを食べるのが基本だが、冷蔵庫に保管して電子レンジで温めても美味しく食べることができる。余分な油は箱に吸われていくのでベタベタになることもない。電車やバスでは1食分が限界だろうし、周りを気にして食べなければならないだろうが、船旅であればそんなことは気にせず、食べた後の箱は小さくたたんでごみ箱へ捨てれば荷物にならずすっきりしてよい。何よりも子供連れの家族旅行で、船の中でピザが出れば大喜び間違いないだろう。地上での普段の弁当の他に、機会があれば海上でのピザも楽しんでいただきたい。
※写真はすべて記者撮影