日焼け対策に女性用の化粧品?男性でも意外に使えるのはヒヤッとハッカのおかげ?

  by 古川 智規  Tags :  

今年は6月の段階で気温が摂氏35度を超える日が続き、毎年言っているような気がするが猛暑だ。日焼け対策はしているかもしれないが、特に男性は日焼けよりも、暑いものは暑いのでそちらの方の対策をしたいという方も多いかもしれない。
そこで、女性用の化粧品だが、男性が使用しても問題ない涼しさを感じられ日焼け対策もできるネイチャーズウェイのスキンケアメイクブランド「ナチュラグラッセ」を使用してみたので、男性はぜひ試していただきたい。

今回使用したのは同シリーズのうち3品だ。すべて女性用の化粧品なのはあらかじめお断りしておく。しかも男性でも違和感なく使える化粧水等の基礎化粧品ではない。
ナチュラグラッセ BBクリームMT[限定品]やナチュラグラッセ UVルースパウダーMT[限定品]には北海道産の和ハッカが配合されているのが、使用した大きな理由の1つだ。

気温が35度を超える真夏の炎天下、しかもフェリーの甲板ともなれば海からの照り返しも含めて日射を遮るものは360度どこを見渡してもない。そんな過酷な2泊3日のフェリーで試した。

内国フェリーはなるべく陸に近い海域を航行するが、それでもかなり遠くに陸地が見える程度の位置で船舶の構造物の陰以外に日陰はない。基本は女性用化粧品なので顔に使用するものだが、撮影のために手で試してみる。

まず最初に使用するのはポアレス スムース プライマーで、いわゆる化粧下地だ。本来的な使用方法は、余分な皮脂を吸収しテカリを抑え化粧崩れを防ぐものだが、美容液のような潤い成分があることから、若干ぜい沢ながらスキンケアとして塗る。ちなみに同シリーズはすべて石けんで落とせるので、クレンジングは不要である。

次にBBクリームを使用するが、ここから天然和ハッカ成分が含まれるものへと移る。BBクリームはそれ自体がSPF43 PA+++の日焼け対策品であるが、塗った瞬間からハッカのひんやり感があるので使用した後がどうかというよりも、とにかく気持ちよい。確かに化粧品っぽく色がついてしまうが、これはファンデーションと考えれば当然のことだ。しかし肌になじませると、そうでもないので顔ならば全体に塗ってしまえば「そんな明るい色の顔だった」となってしまうので悪くはない。日焼けして後で泣きをみるよりマシだ。

最後はパウダーを上から塗っておしまいだ。このパウダーはSPF40 PA+++で、重ね塗りで日焼け対策ができるほか、パウダーにも和ハッカが配合されているので、直射日光を受けてもしばらくはひんやりしている。ただし、パウダーを顔に塗るときは、付属のパフを使用するのでその恰好がどうしても…となるはずなので、その際は隠れてパタパタしよう。

3つを塗り終わって一度洗い流した、そして右半分に再度塗りなおして、左側は塗ってない状態でしばらく甲板上で過ごした。若干白く見えるが、なじんでしまえばさほど目立たず男性にも問題なく使用できるだろう。

すべて天然成分から作られており、それ自体が日焼け止め対策だけではなく紫外線・近赤外線・ブルーライトからも肌を守る。和ハッカ由来のメントールは清涼感抜群で、これこそが男性に使用してもらいたい最大の特徴である。化粧品とはいえ、クレンジング不要でシャワーやお風呂で普通に顔や体を洗い流すことができるのも重要だ。なお、女性の読者のために特記しておくと、本シリーズはシリコンやアルコール、界面活性剤や鉱物油等は使用していないので、肌への負担が少ないのはうれしい特徴ではないだろうか。
極端に猛暑が続く中で、本品に限らず日焼け止め対策品を使用すれば日焼けしないということではない。しかし、影響を最小限にとどめ、かつ清涼感という付加価値があるのであれば、取材時のような海上での使用は極端な例としても、ビーチやバイク、サイクリング等、日光に直撃される環境では大きな助けになるはずだ。

※写真はすべて記者撮影

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