インターネット掲示板『2ちゃんねる』創設者のひろゆきさんが、能登地震と日本の現状について言及。自身の公式X(旧Twitter)で「災害にあった地域を見捨てるのであれば国土の6割を見捨てることになります」とツイートし、注目を集めている。
NHK「能登半島の集落が存続の危機」
ひろゆきさんは「能登半島の集落が存続の危機 半壊した住宅に住み続ける人も どこまで社会的なコストをかけて復興を行うべきか」と題されたNHKが公開したYouTube動画を引き合いに出し、以下のように語っている。
<ひろゆきさんのXツイート / 一部引用>
「災害にあった地域を見捨てるのであれば、国土の6割を見捨てることになります。平時に人が出て行く地域は、自然消滅も致し方ないですが、災害時は生活可能なレベルまで復興するという国家の意志が必要だと思います」
災害にあった地域を見捨てるのであれば、国土の6割を見捨てることになります。
平時に人が出て行く地域は、自然消滅も致し方ないですが、災害時は生活可能なレベルまで復興するという国家の意志が必要だと思います。
【震災から半年】能登半島の集落が存続の危機https://t.co/82QMIf3Jdr— ひろゆき (@hirox246) July 28, 2024
復興は「遅れている」ではなく「止まっている」と言うべきか
データを見るまでもなく、目視だけでもあきらかに、東日本大震災時より遥かに復興が遅れている能登半島。遅れているという表現は正しくはないかもしれない。「止まっている」と言うべきかもしれない。
復興が「止まっている」と感じるのは錯覚か現実か
もちろん多くの建築や土木従事者や行政職員、ボランティアの皆さんが復興を進めている部分はあるのは事実だが、それでも復興が「止まっている」と感じるのは錯覚だろうか。やはり現実なのだろうか。現実であるとするならば「国土の6割を見捨てる」流れに向かっているのかもしれない。