神戸に行ったら1952年開業の『グリル一平』でカツカレーを食べるのは最高のご馳走だよな? 異論は認める。しかし、異論を認めたくない自分もいる。だってめっちゃウマイんだもおおおおおおん!
客のことを考えた接客とサービスすごい
『グリル一平』には複数の店舗はあるが、今回カツカレーを食べたのは『グリル一平 三宮店』(兵庫県神戸市中央区琴ノ緒町5-5-26)。ここは本当に「客のことを考えた接客とサービス」をしてくれる神域。神の域。ゴッドフィールド。
行列が苦じゃあない!? 快適に過ごしながら待てる
店員さんたちの接客がステキで優しいのはもちろんのこと、なにより嬉しいのは行列に並んでいる客の体調を重視している点。レストランフロアとは別に待合室を用意して、快適に過ごしながら待てるようにしてあるのだ。
たとえば夏はしっかりクーラーがきいた待合室で待てるので、たとえ長時間待っても汗をかくことはないし、ソファに座って健康な状態で待つことができる。あまりにも優しすぎる。しかし行列に並ぶ客が多くなると野外に並ぶことになる。そこは仕方ない。
仕上がりがバツグンに良い
番号が呼ばれ、下階のレストランフロアに移動。歓迎されるかのように案内されて着席。さほど待つことなく目の前にやってきたカツカレーは極めてシンプルながら、肉にかけられているカレーのマッタリ感が目視だけで伝わってくる。食べる前から濃さがわかる。
カラッと揚げたてカツ。しっかり衣が肉と密着していて、仕上がりがバツグンに良い感じ。さっそくカレーとライスとともにカツをサルベージして食べる。ウッホ♪ かなりアツアツ! そしてそのアツアツがカレーとカツのおいしさ盛り上げる!
アツッ! アツッ! アツアツ! ホフホフ! ハフハフッ! アツッ! と思いながらカレーにほぐされていくカツ。
それがもう本当に至高。カツカレーの完成形のひとつがここにある。
真夏だったアツアツがウマイのだ
そして……。実はこのカツカレー、カレーに含まれる肉はカツだけじゃあない。ライスの上のカツだけでなく、カレーのなかに極厚ほろほろトロトロ肉が隠されているのだ。
ちなみに『グリル一平』のカツカレーの正式名称はカツカレーライス。カツはアツアツ、カレーもアツアツ、ライスもアツアツ、そのアツアツがクセになる。この温度で、このカツカレーライスを食べたい。真夏だったアツアツがウマイのだ。『グリル一平』なら。
グリル一平のカツカレーは「ライスにのったカツ」だけでなく「カレーに沈むホロホロとろとろ肉」も堪能できるダブル肉肉カツカレーライスなのだ。うまい、うますぎる🍛😋 pic.twitter.com/wB57ES9cCB
— クドウ秘境メシ (@kudo_pon) July 23, 2024