『怪盗グルーのミニオン超変身』片岡愛之助インタビュー「涙あり笑いあり感動ありアクションもあり、てんこ盛りです(笑)」 グルーの“超”宿敵マキシム役

  by ときたたかし  Tags :  

世界的アニメーション・シリーズ「怪盗グルー」の最新作、『怪盗グルーのミニオン超変身』が現在全国公開中です。

夏休みでの全国公開を迎え、2024年洋画作品No.1スタートをきったという本作は、グルーの高校時代のライバルで因縁の超宿敵マキシムや、選りすぐられた5名のミニオンがスーパーパワーを持った<メガミニオン>に超変身するなど、注目ポイントが満載です。

超宿敵マキシム役でシリーズ初参戦となった歌舞伎俳優の片岡愛之助さんに映画『怪盗グルーのミニオン超変身』の魅力について聞きました。

■公式サイト:https://minions.jp/ [リンク]

●本作は世界的な大人気シリーズですが、日本語吹替えが決まった時はいかがでしたか?

驚きました! 僕は観る側の人間でしたから、まさかミニオンの映画で、この一家に入れるとは思っていないですからね。ただ、どのミニオンを演じさせてもらえるのかなと楽しみに思っていたら、ミニオンじゃなかった。怪盗グルーの因縁のライバル、マキシム役でした(笑)。

●マキシムとグルーは、高校の同級生でしたね。

高校って同じ地域の人が集まるから、笑福亭鶴瓶さんが大阪弁なので自分も大阪弁かなと思っていたのですが、「標準語でお願いします」と言われまして(笑)。僕も大阪弁のほうが演じやすかったのですが、おしゃれな感じの、おフランス帰りのようなマキシムでとのことで、ファンキーな感じだなと思いました。

●マキシムはグルーに敵意剥き出しですが、どのような性格のキャラクターだと理解して演じましたか?

昆虫を愛するあまり、あのような感じになっているのですが、物事何でも好きこそものの上手なれと言いますが、やはり好きという気持ちが、どんどん追求に追求を重ねていくのでしょうね。だから、彼の気持ちは分からないでもないんですよね。

ただ彼は、高校時代のグルーとの因縁をずっと根に持っていて、僕はそういう人間じゃないので、台本を読んでいて「そんなに!?」とは思いました。そこは唯一、共感できない謎な部分であり、面白いなと思って演じていました。

●日本語吹替えは昨年『ホーンテッドマンション』でも経験されているかと思いますが、改めて収録はいかがでしたか?

英語セリフの部分を日本語に置き換えるので、日本語のほうがどうしても文字数が長くなりますよね。開いているキャラクターの口に置き換えた日本語のセリフを収めないといけないので、いかにそこへ収めるかが大切となりました。台本があるので基本的には大丈夫なのですが、時に早口になってしまうこともあり、みんなで話し合い頑張りました。

●マキシムは語気も強いので、かなり大変そうですよね。

あとは自分が演じるのではなく、演じているものにセリフを当てていくので、どこでどうテンションを高くするかなど、映像を観て瞬時に体現しないといけない分、たくさん時間がかかるけれど、収録は面白かったです。半ばゲームみたいな感じで、どこまで瞬間で理解して声で感情のイントネーションを体現できるのか、台本に秒数も書いてある。自分でお芝居をしたほうがよっぽど楽なのですが(笑)、楽しかったですよ。

●高等技術ですよね。

声優さんは本当にすごいと思います。声だけで表現するって、つくづくすごいと思いました!

●夏休みも始まりますが、映画を楽しみにしている方にメッセージをお願いいたします。

今までのシリーズも面白かったですが、今回はさらに輪をかけて面白いです! グルーJr.が出てきたり、いろいろなミニオンが出てきたりしますので、そこにマキシムというグルーの高校時代の同級生が出てきて、どう復讐をしていくのか、彼の目的は何なのか、グルーとの因縁の対決が繰り広げられます。その中に涙あり、笑いあり、感動もあり、それでいてアクションもあり、てんこ盛りです!

●おっしゃるようにアクションシーンのスケールも見逃せないですよね。

2回3回と観ても何度も楽しめる作品になっています。ぜひご家族でご覧ください。まだ観てない人がいたら、隣近所誘って観に来てくださいね(笑)。

●今日はありがとうございました!

■ストーリー

グルーJr.が誕生し、幸せに暮らすグルーファミリー。

ある日、同窓会で再会したグルーの高校時代のライバルで因縁の宿敵マキシムが積もりに積もった恨みを爆発させ襲い掛かってきた!

命を狙われることとなったグルーファミリーは、素性を偽り新しい街へ。

ミニオンたちはAVL(反悪党同盟)へ集結し、ファミリーを守るために日々鍛錬を積み、選りすぐられた5名のミニオンがスーパーパワーを持った<メガミニオン>に超変身!

そんな中、グルー家の隣人で、悪党を夢見る中学生・ポピーはグルーの身元を暴き、危険な企みに巻き込む。

そしてグルー一家の居所を割り出したマキシムの魔の手もすぐそこまで迫っていた――。

『怪盗グルーのミニオン超変身』
大ヒット上映中!
© Illumination Entertainment and Universal Studios. All Rights Reserved.
配給:東宝東和

ときたたかし

映画とディズニー・パークスが専門のフリーライター。「映画生活(現:ぴあ映画生活)」の初代編集長を経て、現在は年間延べ250人ほどの俳優・監督へのインタビューと、世界のディズニーリゾートを追いかける日々。主な出演作として故・水野晴郎氏がライフワークとしていた反戦娯楽作『シベリア超特急5』(05)(本人役、“大滝功”名義でクレジット)、『トランスフォーマー/リベンジ』(09)(特典映像「ベイさんとの1日」)など。instagram→@takashi.tokita_tokyo