世界的レベルで人気を博しているアトラスの人気ゲームといえば、『女神転生』シリーズや『ペルソナ』シリーズだ。元をたどれば、それらのゲーム作品は、作家・西谷史先生が執筆した小説『デジタル・デビル・ストーリー 女神転生』からはじまったことがわかる。
ハッキング被害を受けたKADOKAWAの株価報道について言及
その西谷史先生が、ランサムウェアによるハッキング被害を受けたKADOKAWAの株価報道に関して言及。朝日新聞の記事を引き合いに出し、持論を語っている。
<西谷史先生のXツイート>
「朝日新聞は、侵入事件によって、3365円の株価が2613円に下落して、KADOKAWAの株価は20%も下落していると書いた。だが、これはおかしい。実証するために、昨年12月からの同社の株価を追いかけてみよう」
「23/12月2,600円台、24/1月3,100円台、24/3月2,700円台 24/6月3200円台 事件直後2,600円台 現在2,800円台 この数字を見ればわかるように、もともとKADOKAWAの株価は、2800円台を基準値にして、20%あまりの上下動を繰り返している」
「事件によってKADOKAWAの価値は、ほとんど減じていない。この点で、経営陣を責めるより、この事件で儲けた人は、どう動いたか。それを考えることが俯瞰視点を持つことにつながる」
神々の血脈の読者と話せて有難かった。
話している途中、作者は「俯瞰している」という言葉が飛び交ったが、この作品の俯瞰がどんなものか、朝日新聞のKADOKAWAの事件への論評を、俯瞰してみる。 pic.twitter.com/EYfRdGXH1n— Aya Nishitani 西谷史 (@ayanakajima3) July 21, 2024
朝日新聞は、侵入事件によって、3365円の株価が2613円に下落して、KADOKAWAの株価は20%も下落していると書いた。だが、これはおかしい。実証するために、昨年12月からの同社の株価を追いかけてみよう。 pic.twitter.com/3uCOMzCYo6
— Aya Nishitani 西谷史 (@ayanakajima3) July 21, 2024
23/12月2,600円台、 24/1月 3,100円台、24/3月2,700円台 24/6月3200円台
事件直後 2,600円台 現在 2,800円台
この数字を見ればわかるように、もともとKADOKAWAの株価は、2800円台を基準値にして、20%あまりの上下動を繰り返している。— Aya Nishitani 西谷史 (@ayanakajima3) July 21, 2024
事件によってKADOKAWAの価値は、ほとんど減じていない。この点で、経営陣を責めるより、この事件で儲けた人は、どう動いたか。それを考えることが俯瞰視点を持つことにつながる。
神々の血脈にも、株価操作の話は書いたし、僕は高校生にそれを理解することを求めた。それが、神々の血脈だ。 pic.twitter.com/fvYmW05WC2— Aya Nishitani 西谷史 (@ayanakajima3) July 21, 2024
西谷史先生「事件によってKADOKAWAの価値は、ほとんど減じていない」
株価報道に対して「事件によってKADOKAWAの価値は、ほとんど減じていない」「経営陣を責めるより、この事件で儲けた人は、どう動いたか。それを考えることが俯瞰視点を持つことにつながる」と語る西谷史先生。皆さんはどうお思いだろうか。
株価とは別に、一日でも早くKADOKAWA関係のハッキング事件が解決することを切に願う。
※記事画像はフリー素材サイト『写真AC』より