売買サイト『メルカリ』利用者がアカウント制限をされ、その後、制限を解除してもらえたという。そこまでは良いのだが、その制限解除の方法が問題視されている。
利用者「お前を解雇するぞ」
利用者はメルカリに「メルカリの株式を半数以上取得して対応してるお前を解雇するぞ」と連絡したという。そして交渉を進め、制限を解除してもらえたそうだ。
「脅迫行為に当たる可能性がある」と指摘
その制限解除方法に警鐘を鳴らしているのが、IT業界の実業家として知られている「けんすう」こと古川健介さんだ。「ネタだと思うんですが」と前置きしつつ、「脅迫行為に当たる可能性がある」と指摘している。
<けんすうさんのXツイート>
「ネタだと思うんですが、メルカリの株式を「半数以上取得する」との虚偽の事実(ほぼ不可能なこと)を用いて、お前を解雇するぞ、といって交渉するのは、脅迫行為に当たる可能性があるため、やめておいた方がいいかなあ、と。2000億円以上を用意しないとダメでしょうし。というので、いないと思いますが、真似はしちゃダメなやり方ですし、(冗談だとしても)Xで書くのもやめた方がいいやつな気が、、」
ネタだと思うんですが、メルカリの株式を「半数以上取得する」との虚偽の事実(ほぼ不可能なこと)を用いて、お前を解雇するぞ、といって交渉するのは、脅迫行為に当たる可能性があるため、やめておいた方がいいかなあ、と。
2000億円以上を用意しないとダメでしょうし。… https://t.co/YaRhlZX5xp
— けんすう – ハイパー起業ラジオやってるよ (@kensuu) July 18, 2024
カスタマーハラスメントともいえるのでは
株式の話が本当かどうかは別として、確かに「お前を解雇するぞ」という発言は脅迫しているように思える。ある意味、カスタマーハラスメントともいえるのではないだろうか。そのような言葉をぶつけられたメルカリスタッフの心労は計り知れない。
もし本当にそのような発言をしているのであれば……
ネタ、つまり嘘であってほしいが、もし本当にそのような発言をしているのであれば、そのような恐ろしいコミュニケーションの取り方は改めるべきかもしれない。
※冒頭イメージ画像はフリー素材サイト『写真AC』より引用