セレブって案外、と思うくらいの優しい雰囲気の俳優だった。ジェラルド・バトラーが来日するのは、5年ぶり5回目。「しゃぶしゃぶ大好き!」と日本語で言ってくれたり、報道陣に向けてカメラを向けて「僕もみんなを撮っておくよ!」と言ったりと、ユニークで親しみやすい記者会見の冒頭だった。なんていうか、中学とか高校時代のALTのような気さくさ。場合によってはALTよりも穏やかな感じかも。
トークセッションにて、鈴木奈々の破天荒さにも、ハリセンボンのわりあい地味な話にもしっかり受け答えしていた。セレブって案外、腰が低いですね、いや、彼が特別かも、なんて思っていた。
「今回の映画は、よくケガをしたよ。歌をうたおうと思ったら、高音が出ない。医者に行ったら、『首の骨が2本折れていますよ』と言われた」。アクションシーンが派手な映画だからね、でもそれって自分で気付かないのだろうか・・・・・・。(結構痛いと思うんですが)。
「続編の話はあるよ。具体的には決まっていないけど。だけどホワイトハウスが占拠された後に、何が続くのか分からないけどね。ここで何かいいアイデアがあったら募集するよ」と。たとえ冗談でも、恐れ多くてそんなことできない。
私にとっては、初めての記者会見だった。アウェーな感じが付きまといながらも、ジェラルド・バトラーという俳優がこの緊張感を解いてくれたのだった。ありがとう、また日本に来てね。
<映画内容>
7月5日、独立記念日の次の日、ホワイトハウスは戦場と化した。
午後の6時過ぎにアジア系テロリスト集団に占拠され、大統領は人質となってしまう。
テロリストの計画は完璧そのもので、阻む手段がなかった。誰もが絶望しかけたその時、たった1人の男が人質救出に向かう。彼は一線を退いたシークレット・サービス、マイク・バニング(ジェラルド・バトラー 映画『300/スリーハンドレッド』)だった。彼はこう誓う。”必ず救出する”、と。
しかし、時間は限られていた。バニングはテロリストの「最終目的」を阻止できるのか?
<作品概要>
エンド・オブ・ホワイトハウス
6月8日(土) 新宿ピカデリー他全国ロードショー
(C)2013 Olympus Productions,Inc
配給 アスミック・エース
エンド・オブ・ホワイトハウス