伊豆・村の駅のまぐろ専門店『寝技食堂〆技一本!まぐろ道場』は、まぐろ好きに向けた「5種まぐろ尽くしセット」の販売を開始した。お店で人気の「トロとろとろ丼」を家庭で再現できるセットだ。またコラーゲン入りまぐろ魚介出汁スープ付きで締めのだし茶漬けも楽しめる。価格は税込み送料無料で5990円で、3人で食べれば一人当たり約2000円という計算になる。
パッケージには推奨のつくり方が書かれていて、慣れてなくてもおひとり様での何の苦もなく「マグロづくし丼」ができる。前述の通り、丼だけではなく茶漬けまで楽しめるのだからパフォーマンスは高い。
冷凍で届いたパッケージの中には、まぐろ75g×5種が入っている。5種の内容は、天然南鮪(台湾産他)、養殖本鮪(マルタ産他)、ビンチョウ鮪(台湾産他)、味付け天然南鮪(台湾産他)、キハダマグロのたたき(静岡県産他))、魚介出汁スープ2袋だ。
指示通りの解凍を終えると刺身の山となった。グラム数で書くと1袋75gで少ないように見えるが、合計で375gもあるのでかなり多いことは知っておきたい。
家庭で用意するのはご飯だけだ。ご飯にマグロを乗せていき、ワサビと醤油をかけると第一段階は出来上がり。
美味そうなまぐろ丼を目の前にして、このまま全部かきこみたいところだが、少し残して食べるのをお忘れなく。とはいえ、この量は一度に全部食べることは難しいほどマグロの量は多い。標準で2~3人前なのだろうが、お腹を空かせて一人で全部いきたい。それでも少し残しておくのは忘れてはならない。
海苔は記者が足したが、好みで薬味を足すと一層本格的なまぐろ丼が楽しめる。脂がのったまぐろや、味のしみた漬けまぐろ、キハダは脂肪分が少ないためたたきにするとちょうど良い感じの脂身で、魚種も価格の範囲内で最適なるように選定され、ここはさすがプロの技というしかない。マグロは上を見ればキリがなく、10万円のまぐろ丼だってやろうと思えば可能だからだ。
別添の魚介出汁スープを湯煎して残ったまぐろ丼に掛ける。さらに残った出汁はスープとして飲む。かなりぜい沢に使用しても多いくらい入っているので、スープの中にご飯とマグロがつかっている感じだ。マグという魚の茶漬けに魚介のスープを使うのだから合わないはずがない。不思議なことに何の違和感もなく最後の一滴まで楽しむことができた。
家族や自分用としてご褒美以外にも、贈答用としてもよろこばれるので活用シーンは多い。ご飯を炊くだけの簡単時短な美味いマグロ丼を家庭で食べてみてはいかがだろうか。
※写真はすべて記者撮影